鈴木亮平:“西郷どん”命日に墓参り 終盤も「魂の芝居をお届けできたら」

西郷隆盛の命日に合わせて鹿児島市の南洲墓地で墓参りした鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK
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西郷隆盛の命日に合わせて鹿児島市の南洲墓地で墓参りした鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で主演を務める俳優の鈴木亮平さんが24日、西郷隆盛の命日に合わせて鹿児島市の南洲墓地を訪れ、墓参りをした。鈴木さんは「命日である今日、実際に鹿児島の地を踏んでお参りができて、身が引き締まる思いがしました。これからいよいよ撮影が西郷さんの最後の日々に入ってまいりますので、気持ちを新たに責任感を持ってやりたいなという気持ちを強くしました」と語った。

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 ここまで西郷隆盛(吉之助)役を務めてきた鈴木さんは、「墓前では、毎回来るたびにいつも同じですが、精いっぱい自分にできることを、西郷さんに恥ずかしくないようにやらせていただくつもりですとお伝えしました」と明かした。

 この日は、西郷の“3人目の妻”糸を演じている黒木華さんも墓参り。黒木さんは「西郷さんの命日の日に鹿児島に来て、昨日も鹿児島市でトークショーがありましたが、鹿児島の方と直接お話ししたり、お会いすることができて、しっかり西郷さんを支える糸として生きていければいいなと改めて思いました。墓前では、無事に撮影が最後まで終わるよう、見守ってくださいとお伝えしました」と話していた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 鈴木さんは終盤について「明治編に入ると西郷さんと大久保さんの話になっていきます。瑛太さんと今まで積み重ねてきた信頼関係を基に思い切りぶつかって、魂の芝居をお届けできたらなと思います。今までは、西郷吉之助のお話でしたが、息子の西郷菊次郎から見た父親の話になっていきます」と予告した。

 さらに「今までの愚直で優しいことが取りえだった男が戦を経験し、国を変えたその後に、どういうことを背負い、どういう重みを持って生きていくのか、ここからが、鈴木亮平の西郷隆盛はどうあるのかと問われると思いますので、ぜひご覧いただきたいと思います」と視聴者にメッセージを送った。

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