女優の北川景子さんと俳優のえなりかずきさんが夫婦役で初共演する、23日放送のスペシャルドラマ「指定弁護士」(テレビ朝日系)の「結婚式写真」が21日、公開された。えなりさんが出演していたTBSのドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を「小さい頃から見ていて、特にえなりさん演じる眞はほぼ同じ年だったので勝手に一緒に育ってきたような感覚があった」と話す北川さんは、夫婦役での初共演を「すっごくうれしかったです!」と喜んでいる。
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劇中で北川さんは主人公の弁護士・一ツ木唯、えなりさんは唯の夫でパラリーガルの隆司を演じている。北川さんは「最初にスタッフの方から『夫役の方がえなりさんで決まるかもしれない』とお聞きしたときには『絶対なんとか調整してください! えなりさんでお願いします!』と言ってしまいました。とても光栄ですし、撮影がすごく楽しみでした」と笑顔で振り返る。
「『ずっと見てきたえなりさんが目の前にいる』と不思議な感じもした」という北川さんのえなりさんに対する印象は、「演技に入ると、まさに“大ベテラン”という感じ」で、「すごく役のことを考えてきていらっしゃる上に、いざ家の中に入ってみたら『こういうふうにも動いてみようかな』という柔軟さも持ち合わせていらっしゃっていて、プロだなと思いました」と感心している。
さらに「夫婦シーンに関しては、ほとんどえなりさんが引っ張ってくださった気がします。えなりさん演じる隆司が作ってくれる空気の中にいることで唯が唯らしく動けたと言いますか。お互いのお芝居の呼吸でいい夫婦像を描けたのではないかと思います」と自信をのぞかせていた。
一方、えなりさんは北川さんとの夫婦役について「とにかくテンションが上がりました! 撮影開始前日に(北川さんの夫の)DAIGOさんにお会いして『旦那役させていただきます』とごあいさつもして、心おきなく撮影に入れました」と明かした。
えなりさんは、北川さんと共演し「本当にすてきな女優さんで、ファンになりました!」といい、「とにかく楽しかったのが、劇中に出てくる結婚式設定の写真撮影。日本国民は北川さんのウエディングドレス姿を一度テレビ中継などで見ているわけですが、肉眼で見る北川さんのドレス姿は後光が差しているようでまぶしかったです。その写真は家宝にしております!」と語っていた。
指定弁護士とは、検察が“不起訴”にした容疑者を、市民による検察審査会が2回続けて“起訴すべき”と判断した際に検察官役として指定される弁護士のこと。ドラマは、国有地の売却で、衆議院議員・田金清造(石橋蓮司さん)による不当な払い下げがあったという疑惑が持ち上がり、田金と秘書の斎藤益道(伊東孝明さん)が逮捕され、その後不起訴処分となる。唯(景子さん)は、弁護士仲間の神林京子(羽田美智子さん)から、田金の事件の指定弁護士をやってみないかと声をかけられ、引き受ける……というストーリー。唯の“バディー”となる京都地検・特別刑事部の検察官、橘慎二を北村一輝さんが演じる。23日午後9時~同11時5分に放送される。
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