ザ・リーダー:三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取を紹介 キャリアの4割が海外駐在の国際派

三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取(右)と高井美紀アナ=MBS提供
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三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取(右)と高井美紀アナ=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を映し出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が9日午前5時から放送される。今回は、今年4月に12年ぶりの行名変更をした三菱UFJ銀行の三毛兼承(みけ・かねつぐ)頭取を紹介する。

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 三毛頭取は1956年生まれの61歳。慶應義塾大学を卒業して三菱銀行に入行、ロンドンやニューヨークなどで海外経験を積んだ国際派だ。2013年にはタイで5番目に大きいアユタヤ銀行を買収する巨大プロジェクトも指揮した。2017年、同期入行組だった小山田隆頭取・前頭取の体調不良で急きょ頭取に就任した。

 キャリアの4割が海外駐在で、頭取室では立ったままパソコンに向かう米国流の三毛頭取。ロンドン勤務時代、イタリア人の女性上司の下、“徒弟制”の下積みを語り、買収したアユタヤ銀行の会長から「謙虚でいてほしい」と言われた思い出を振り返る。

 番組では、ボーイスカウトで長く活動しチームワークの大切さを学んだという少年時代の思い出や、「想定外だった」という頭取就任のエピソードを紹介。「MUFGを信頼信用だけでなくイノベーションを象徴する世界的なブランドにしたい」と語り、経常利益9000億円、行員3万3000人というメガバンクで、変革の旗を振り続けるリーダーの生き方に迫る。

 「ザ・リーダー」は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざまな話を聞く。次回は10月14日午前5時から、GSユアサの村尾修社長を紹介する。

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