ハゲタカ:最終回視聴率は11.1% 綾野剛の“20年の戦い”が決着

連続ドラマ「ハゲタカ」の出演者
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連続ドラマ「ハゲタカ」の出演者

 俳優の綾野剛さん主演の連続ドラマ「ハゲタカ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回が6日、15分拡大スペシャルで放送され、平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、作家の真山仁さんの小説が原作。綾野さん演じる投資ファンド会社の社長・鷲津政彦が、企業を食い荒らす“ハゲタカ”とバッシングを浴びながら、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ買収劇を仕掛ける。原作のストーリーに、真山さんがドラマのために書き下ろした原案を基にしたオリジナルストーリーを加え、平成と共に生きた“ダークヒーロー”鷲津の20年間の軌跡を、1クールでスピーディーに描いた。

 最終回は、サムライファンドを辞め、日本を代表する重工業メーカー帝都重工の社長に就任した鷲津は、芝野(渡部篤郎さん)を再生担当執行役員に据え、動き出す。そして鷲津は、社長就任記者会見の場で「30日以内に帝都重工に革命をもたらす」と宣言する。そんな中、貴子(沢尻エリカさん)が社長を務める日光みやびホテルで、アジア各国の重工業メーカーの責任者が集まる会議が開催されることに。帝都重工の実権を握ろうと画策する飯島(小林薫さん)の差し金と察しつつも、鷲津はその決定を受け入れる……という展開だった。俳優の森崎ウィンさんがベンチャー企業を率いる青年役でゲスト出演した。

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