健康で文化的な最低限度の生活:第5話 吉岡里帆が病院長の息子を担当 田中圭と井浦新が対立

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第5話のシーンカット=関西テレビ提供
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連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第5話のシーンカット=関西テレビ提供

 女優の吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第5話が14日放送される。佐野岳さんがゲスト出演する。生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーの義経えみる(吉岡さん)が、区役所生活課に来た総合病院の院長の息子・島岡光(佐野さん)を担当。島岡親子の扶養照会の判断をめぐって、えみるの上司・京極(田中圭さん)と半田(井浦新さん)が対立する。

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 ある日、生活保護を受けたいと光が窓口にやってくる。光は、自分がうつ病であること以外は何も話そうとせず、親族による援助が可能かを確認する「扶養照会」をかたくなに拒否する。京極は頭を抱えつつ、光に生活保護を認めるかどうかを判断するための調査をえみるに指示する。えみるは、光から家族について何とか聞きだそうとするが、光は途端に激しい貧乏ゆすりを始め、父親への連絡は「無理なんで」と拒絶。えみるは、光がただ甘えているだけなのではないかと思い、いら立ちを募らせる。

 戸籍から光の父親のことを調べたえみるは、父親が総合病院の院長・島岡雷(小市慢太郎さん)だと知る。父親に収入があると判断した京極は、早速、えみるに扶養照会を進めるよう指示。しかし、光が人に言えない悩みを抱えているのではないかと考えた半田は、慎重になるべきだと、京極に進言。半田と京極の意見が真っ向から対立する。

 静岡のとある病院では、雷がデスクに飾ってある6年前にいなくなったころの息子光の写真をいとおしそうに見つめていた。同じ頃、えみるから扶養照会することを聞かされた光は、激しく拒否。えみるは、どんなに理由を尋ねても光が答えないため、いら立ちを隠せなくなり「決まりだから仕方ない」と突っぱねるが……というストーリー。

 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で柏木ハルコさんが連載中のマンガが原作。新人ケースワーカーのえみるが、何らかの事情で生活保護を受けている人たちのさまざまな人生に向き合いながら自立させようと奮闘する姿と、えみるの成長を描く。

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