はいからさんが通る:劇場版アニメ後編のラリサ役に坂本真綾

劇場版アニメ「はいからさんが通る」の後編「はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」でラリサ役の声優を務める坂本真綾さん
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劇場版アニメ「はいからさんが通る」の後編「はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」でラリサ役の声優を務める坂本真綾さん

 大和和紀さんの人気少女マンガが原作の劇場版アニメ「はいからさんが通る」の後編「はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」(城所聖明監督、10月19日公開)に声優として坂本真綾さんが出演することが13日、分かった。坂本さんは、ロシアから日本へ亡命してきた伊集院忍少尉にそっくりの旧ロシア貴族、サーシャ・ミハイロフ侯爵の夫人であるラリサを演じる。

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 サーシャとラリサは、劇場版後編から登場するキャラクター。サーシャと共に亡命してきたラリサは病魔に侵されており、常にサーシャに寄り添いながら、主人公の花村紅緒がサーシャに近づくことを警戒する……という展開。

 坂本さんはラリサのキャラクターについて「だれにも言えない重大な秘密をひとりで抱えています。自由なマインドを持つ紅緒とは正反対なラリサ。物語の中では視聴者の皆さんに嫌われる役なのかしら……と思ったんですが、台本を読んで、決して悪人でもなければ意地悪でもない、彼女は彼女で一生懸命に生きているのだと思いました」とコメントしている。

 「はいからさんが通る」は、大正時代を舞台に、剣道が特技でじゃじゃ馬な“はいからさん”こと花村紅緒と婚約者・伊集院忍の恋を描いたラブコメディー。1975~77年に「週刊少女フレンド」(講談社)で連載され、第1回講談社漫画賞少女漫画部門を受賞。78~79年に全42話のテレビアニメが放送されたほか、87年に南野陽子さん、阿部寛さん主演の実写映画が公開された。79、85、2002年にテレビドラマも放送された。

 劇場版アニメの新作は、連載40周年を記念した企画で、約38年ぶりにアニメ化。前後編で前編「はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~」が17年11月に公開された。

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