吉沢亮:今期ドラマ掛け持ちに「せりふ覚え大変」 “復讐代行人”と“イケメン王子”役

連続ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」の会見に出席した吉沢亮さん
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連続ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」の会見に出席した吉沢亮さん

 俳優の吉沢亮さんが12日、東京都内で行われた主演を務める連続ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」(テレビ東京系)の会見に登場。感情が欠落した“復讐(ふくしゅう)代行人”を演じる吉沢さんは、14日スタートの連続ドラマ「サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系)では“イケメン王子”役を演じるが、“掛け持ち”することについて、「(演じる役柄が)真逆なので、あまり意識していない。分けようと思わなくても、勝手に分かれます。せりふ覚えるのが大変なぐらいです」と苦笑交じりに明かした。

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 「GIVER 復讐の贈与者」は、人気ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズなどを輩出したテレビ東京の「ドラマ24」枠で放送。吉沢さんはオファー時を振り返り、「『ドラマ24』枠は挑戦的な作品が多い。『勇者ヨシヒコ』が大好きだったので、『勇者ヨシヒコ』の枠で主演かって、素直にうれしかったです」と語った。

 ドラマは、日野草さんのミステリー小説「GIVER 復讐の贈与者」シリーズが原作。復讐代行組織「サポーター」に所属する主人公の義波(吉沢さん)は、淡々と他人の復讐を請け負い、完璧にこなす。依頼者は同級生を殺された女子高校生、結婚詐欺に遭った女性、連続殺人被害の家族などさまざまで、義波は依頼者の要望に応じて、ターゲットの心をえぐるような最適で残酷な方法で追い詰めていく……という内容。

 吉沢さんは、さまざまなキャラクターに扮(ふん)してターゲットに近づく義波について「何かを演じているときと、演じていたものが抜けたときのギャップを大切にしています。原作では、心がないといいつつ人間味を感じる。人間味がないっていう部分をあえて作っています」と役作りについて明かした。

 この日の会見には、「サポーター」を創設したテイカー役の森川葵さん、小林勇貴監督も出席した。

 ドラマは、13日から毎週金曜深夜0時12分放送。初回は深夜0時17分から放送される。

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