池松壮亮:大変だったのは髪の毛を食べるシーン 「屈辱でした」と苦笑い

映画「君が君で君だ」初日舞台あいさつに登場した(左から)松居大悟監督、池松壮亮さん、キム・コッピさん、満島真之介さん
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映画「君が君で君だ」初日舞台あいさつに登場した(左から)松居大悟監督、池松壮亮さん、キム・コッピさん、満島真之介さん

 俳優の池松壮亮さんが7日、東京都内で行われた主演映画「君が君で君だ」の初日舞台あいさつに、ヒロインを演じたキム・コッピさん、満島真之介さん、松居大悟監督と登場。大変だったシーンを聞かれた池松さんは「苦労話は好きじゃないですけど、髪の毛を食べるシーン。屈辱でした」と告白して、会場を驚かせた。

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 古いアパートの床に落ちているヒロインの髪を、池松さんが拾って食べるシーンだといい、池松さんは「劇中では愛する人という設定なんで、コッピさんの髪の毛なら食べてもいいだろうと思ったんですが、全然知らない人の毛だった」と苦笑い。「2時間くらいスタッフたちがペタペタ踏んだ後に、僕が拾って食べる。足の裏の味がして屈辱でした。帰ってやろうかなと思った」と振り返った。

 同シーンでは、共演の満島さんも「一緒に(髪の毛を)食べています」と明かし、「結構いろんなことやってきましたし、イタズラ心もある。でもさすがに、聞いているだけで汗かいてくるくらい。臭いんですよ、髪の毛が。ほこりも付いているし、『何?』って味」と回顧。一方、松居監督は「すごく普遍的だなと思った。神話を撮っている気持ちでした」とその撮影を振り返って、2人をあきれさせていた。

 「君が君で君だ」は、自分を捨て去って、好きな女の子の好きな人になりきり、10年間彼女を見守る3人の男の愛の結末を描いたラブストーリー。池松さんはロックシンガーの尾崎豊になりきり、満島さんがブラッド・ピット、大倉孝二さんが坂本龍馬にそれぞれなりきっている。

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