薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
沖田×華(おきた・ばっか)さんのマンガ「透明なゆりかご」が連続ドラマ化され、2015年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」で女優デビューを果たした清原果耶さんが主演を務めることが12日、明らかになった。マンガは作者の経験を基に描かれた「真実の産婦人科医院物語」で、連ドラ初主演となる清原さんが主人公の見習看護師を演じる。
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清原さんは「初めての主演作品ということで正直不安でいっぱいですが、私ができる限りの精いっぱいの準備をし、監督やスタッフ・キャストの皆さんのお力をお借りしながら大切に、丁寧にこの作品を作っていければと思います」と初主演への思いを明かしている。
「透明なゆりかご」は、マンガ誌「ハツキス」(講談社)で連載され、コミックスは累計300万部を突破している人気マンガ。看護学科の高校3年の×華(ドラマではアオイ)は母親のすすめで産婦人科医院の見習看護師として働くことになる。子供が苦手なのに加え、中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする……というストーリー。
ドラマは、フジテレビ系“月9”ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(2017年)などで知られる安達奈緒子さんが脚本を担当。幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産といった産婦人科の“影”の部分にも向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの命への“祈り”にも似た思いをつむいでいくという。
清原さんは「今まで深く考える機会が無かった産婦人科で起こっている日常の中で、新たな命が生まれるという幸せなイメージだけではなく、一瞬で消えてしまう命の尊さに衝撃を受けるなど、さまざまな感情に触れて生きていくアオイを真っすぐに演じたいと思います」と意気込んでいる。
産婦人科の院長・由比役で瀬戸康史さん、アオイの母・史香役で酒井若菜さん、先輩看護師・紗也子役で水川あさみさん、婦長・榊役で原田美枝子さんも出演する。全10回で、7月20日からNHK総合で毎週金曜午後10時に放送される。
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