お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次さんが、人気グループ「嵐」の二宮和也さん主演で4月22日からスタートするTBS系の日曜劇場「ブラックペアン」(日曜午後9時)に出演することが25日、分かった。加藤さんが同局の連続ドラマに出演にするのは、2006年放送の「クロサギ」以来、12年ぶりで、原作にないオリジナルのキャラクターを演じる。「TBSドラマは12年ぶりということでちょっと緊張しておりますが、僕が演じるのは原作には出てこないドラマオリジナルの役なので、自分らしく精いっぱい演じ、見ていただいた方をスッキリさせられるように頑張ります!」と、意気込んでいる。
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ドラマは、「チーム・バチスタの栄光」などで知られる海堂尊さんの小説「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)が原作。天才外科医が病院・研究室と製薬会社、医療機器メーカー、厚生労働省との癒着問題など、さまざまな闇が渦巻く大学病院に立ち向かう姿を描く。二宮さんは「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を生み出してきた人気ドラマ枠「日曜劇場」初主演で、“オペ室の悪魔”と呼ばれる天才外科医・渡海征司郎(とかい・せいしろう)を演じる。
加藤さんが演じるのは、学術誌の最高権威である医療ジャーナル誌「日本外科ジャーナル」の編集長の池永英人。医師は学術誌に論文が載ることで“インパクトファクター”という業績を評価する指標を得る。池永は理事長選にも絶大な影響力を持っており、日本心臓外科学会の理事長の席を争う、東城大学の佐伯教授(内野聖陽さん)と帝華大学の西崎教授(市川猿之助さん)の対決においてのキーマンだ。
伊與田英徳プロデューサーは「加藤さんとご一緒するのは『クロサギ』以来ですが、当時はとてもお笑いを本業としている人とは思えない、その圧倒的なお芝居に感動しました。そんな加藤さんとまたご一緒することができ、大変うれしく思います。加藤さんには劇中で、もっとも権威ある医療ジャーナル誌の編集長を演じていただきます。物語の中で、文字通り重要なキーとなる人物です。バラエティーをはじめ、さまざまな番組に出演している加藤さんが、12年ぶりのTBS連続ドラマでどのような演技をされるのか、非常に楽しみにしております」と語っている。
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