注目映画紹介:「映画ドラえもん のび太の宝島」 海洋冒険ロマンに感涙! 大泉洋・長澤まさみがゲスト声優 

劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の宝島」のビジュアル (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018
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劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の宝島」のビジュアル (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018

 アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の劇場版新作「映画ドラえもん のび太の宝島」(今井一暁監督)が3日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開される。劇場版アニメシリーズ38作目。児童文学の傑作「宝島」がモチーフ。大海原を舞台に、ドラえもんやのび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が“ドラえもん史上最大”の冒険を繰り広げる。

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 のび太は「宝島を見つける」とジャイアンたちに宣言。ドラえもんのひみつ道具“宝探し地図”で探し始める。地図に導かれたのは太平洋上に出現した新島。のび太らは帆船「ノビタオーラ号」で宝島に向かう。上陸直前、海賊たちに襲われ、戦いの中でしずかがさらわれてしまう……というストーリー。

 俳優の大泉洋さんが海賊船の船長キャプテン・シルバー、女優の長澤まさみさんがシルバーの妻フィオナの声を担当しているほか、星野源さんが主題歌「ドラえもん」と挿入歌「ここにいないあなたへ」の2曲を書き下ろし、劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)などで知られる映画プロデューサーで小説家の川村元気さんが脚本を手がけた。 

 ドラえもんと宝探し、その舞台が海と聞くだけでもワクワクする組み合わせで、壮大なアドベンチャーロマンに少年心をくすぐられた。ドラえもんの海賊姿をはじめ、映画ならではのコスチュームもカッコいい。ドラえもんらしさの中にも意表を突く展開があって驚かされる。何といってものび太くんの見せ場には思わず涙腺を刺激された。大人も子供も間違いなく楽しめることうけあい。(遠藤政樹/フリーライター)

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