映画「劇場版マクロスΔ(デルタ) 激情のワルキューレ」(安田賢司監督)が9日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開される。「マクロスΔ」は、2016年に放送された人気アニメ「超時空要塞マクロス」シリーズの1作。2067年、人間が凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威を振るう銀河辺境の地を舞台に、その病を歌で鎮められる戦術音楽ユニット「ワルキューレ」や、「風の王国」の可変戦闘機部隊「空中騎士団」の活躍を描いている。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
銀河系外縁のブリージンガル球状星団では、ヴァールシンドロームが猛威を振るっていた。その対抗手段として、歌で症状を沈静化できる「ワルキューレ」が結成され、星々でライブ活動をしていた。同時期に「空中騎士団」が活動を始め……というストーリー。内田雄馬さん、鈴木みのりさん、瀬戸麻沙美さん、小清水亜美さんらが声優として出演し、「マクロスF」シリーズの河森正治さんが総監督を務めている。
全26話のテレビシリーズを再構成しているのに、新作を見ているかのような感動があった。新たなディティールによるメカや戦闘シーンの新カットの追加、大幅なシーンの描き直しがされているほか、物語に登場する音楽ユニット「ワルキューレ」の新曲も披露されていて、力の入れ具合に驚かされた。
ワルキューレが複数の星を巡るスケール感あふれるストーリーも心地良く、過去シリーズとは少し趣の異なるバルキリーのデザインも洗練されていてカッコいい。年月と共に広がり続けるマクロスワールドの“今”スケール感をひしひしと感じた。(遠藤政樹/フリーライター)
通算31作目となる「ゴジラ」の新作映画が製作されることが11月1日、明らかになった。同日、日本テレビ系で放送された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の放送後に発表されたもので、監督…
俳優の松重豊さんが、主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)を監督・脚本も務めて映画化する「劇映画 孤独のグルメ」(2025年1月10日公開)の主題歌を、ロックバンド「ザ…
10月28日に発表された25~27日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、山田風太郎さんのファンタジー小説を俳優の役所広司さん主演で映画化した「八犬伝」(曽利文彦監…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版でモアナの声優を務める屋比久知奈さんが10月29日…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督)の日本版でモアナの声優を務める屋比久知奈さんが歌う劇中歌「ビヨ…