安藤サクラ:朝ドラ初の“ママさんヒロイン”に 「ちょっとひと味違う」魅力も

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん
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NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」でヒロインを務めることが31日、明らかになった。インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、安藤さんは、仁子さんがモデルの福子を演じる。安藤さんは17年に第1子を出産しており、ドラマを手がけるNHKの真鍋斎チーフプロデューサー(CP)によると「幼いお子さんのママさんヒロインがフルで(朝ドラに)出演するのは初めて」という。

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 安藤さんはオーディションではなく、NHKのオファーを受けて、出演することになったという。この日、東京都内で行われた会見で、真鍋CPは、安藤さんの魅力を「幅が広く、役を憑依(ひょうい)させる。物語の中の人物として生きることを表現する。ちょっとひと味違う」と説明した。

 ドラマで安藤さんは、18歳で女学校を卒業後から50、60歳の福子を演じ、子役は登場しない。また、撮影は大阪で行われるため、安藤さんは子供を連れて大阪入りする。NHKが子連れの安藤さんをサポートするといい、真鍋CPは「どういう形がいいのか相談をしながら決めていきたい」と話した。

 「まんぷく」は、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語を描く。ドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を担当する。99作目で大阪放送局制作の朝ドラとしては42作目。18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

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