anone:広瀬すず主演連ドラ 初回視聴率は9.2%

 女優の広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第1話が10日、10分拡大で放送され、平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「anone」は、「Mother」「Woman」に続く、日本テレビと脚本家の坂元裕二さんが組むオリジナル作の第3弾。社会からはぐれた少女と老齢の女が出会い、引かれ合う関係が描かれる。広瀬さんがネットカフェに住む少女・辻沢ハリカを、田中裕子さんがハリカを気にかける法律事務所の事務員・林田亜乃音(あのね)を演じる。他にも瑛太さん、小林聡美さん、阿部サダヲさんらも出演する。

 第1話は、ハリカは清掃のアルバイトをしながら、2人の少女と共にネットカフェに寝泊まりしていた。楽しみは、療養中の男性という「カノンさん」と他愛ないチャットをすること。そんなある日、友人が「札束の入ったバッグが捨てられるのを見た」と言い出し、「柘(つげ)」という町を目指す。一方、亜乃音は自宅1階の廃業した印刷工場の床下で、大量の1万円の束を見つける。

 医者から半年の余命宣告を受けた持本舵(阿部さん)はカレーショップをたたもうとしていたが、最後の客となった青羽るい子(小林さん)と意気投合し、死に場所を求めて柘にたどり着く。そこで、捨てられた大金をきっかけに出会うはずのない人たちが出会い、後には衝撃の事実が明かされる……いうストーリーだった。

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