紅白リハ:X JAPAN カメリハにメンバー登場せず YOSHIKIのドラムもおあずけ

「第68回NHK紅白歌合戦」のカメラリハーサル前に取材に応じたYOSHIKIさん
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「第68回NHK紅白歌合戦」のカメラリハーサル前に取材に応じたYOSHIKIさん

 30日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサルで、ロックバンド「X JAPAN」が本番で披露する「ENDLESS RAIN 2017 紅白スペシャル」のカメラリハーサル(カメリハ)が行われたが、YOSHIKIさんらメンバーは登場しなかった。YOSHIKIさんは今年5月に米国の病院で頸椎(けいつい)人工椎間板置換の手術を受けてから、激しいドラム演奏から遠ざかっており、この日のリハーサルで、ドラムの前に座る様子が見られるかと期待を集めていたが、おあずけとなった格好だ。

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 本番では「ENDLESS RAIN 2017 紅白スペシャル」をパフォーマンスする。この日のカメリハでは中央にピアノが置かれていた。YOSHIKIさんはカメリハ直前に行った会見で、本番でドラム演奏をして“復活”する可能性について「うわさですよね。それはね……」と言及しなかった。

 会見でYOSHIKIさんは、首の状況について「100%で言うなら30%くらい」と明かし「手もあまりよくない。注射を打ってきました。手術していない部分の頸椎は危ない。手術した部分の頸椎は鉄になっているので」とコメント。しかし「米国の医者に『ある程度、無理をしたほうがよい』と言われている。ドラムはリハビリのうちですからね」と本番での演奏に含みをもたせていた。

 YOSHIKIさんは、体を酷使するドラムプレーにより、2009年に頸椎椎間孔狭窄(きょうさく)症と診断され、頸椎椎弓切除・頸椎椎間孔切除の手術を受けた。その後も頸椎椎間板ヘルニアの悪化で、手と腕にまひ・強度のしびれなどの症状が表れて再び頸椎椎間孔狭窄症と診断され、今年の5月に2度目の手術を受けた。

 今年の紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」で、総合司会をお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんとNHKの桑子真帆アナウンサーが担当し、白組司会は人気グループ「嵐」の二宮和也さん、紅組司会は昨年に続き、2年連続となる女優の有村架純さんが務める。

 昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中ニュース中断あり)に放送される。

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