一番面白い女性芸人を決める大会「女芸人No.1決定戦 THE W(ザ ダブリュー)」の決勝戦が11日、東京・汐留の日本テレビで開かれ、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァさんが初代チャンピオンに輝き、賞金1000万円を獲得。出場した636組の頂点に立った。
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ゆりやんさんは、ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり」の2017年大会では決勝に進出。芸歴5年目。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。初代“女王”となったゆりやんさんは「ありがとうございます。いや、本当にうれしいです。もう本当におおきにです。おおきにと申します!」とボケを交えつつ喜びを語った。
決勝戦の模様は同日午後8時~10時54分に生放送され、ファーストラウンドでは、決勝に進出した10組が1対1でネタを披露。お笑いコンビ「ニッチェ」「アジアン」、牧野ステテコさん、まとばゆうさん、ゆりやんレトリィバァさんの5組がファイナルラウンドに進出した。その5組が順番にネタ見せをして、一番面白かった1組を審査員が選び、チャンピオンが決定した。
審査員は、柴田理恵さん、新川優愛さん、生瀬勝久さん、ヒロミさん、吉田沙保里さん、若槻千夏さんのゲスト審査員6人と、番組ホームページで募集した一般審査員395人の計401人が務めた。ゲスト審査員も一般審査員も同じ1人1票で投票。生放送では、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん、放送作家の高須光聖さんが副音声を担当した。
「女芸人No.1決定戦 THE W」は、今回が初開催となる女性芸人のお笑いコンテスト。大会名の「W」は「WOMAN(女性)」と「WARAI(笑い)」の頭文字からとられ、参加条件は「女性」であれば、プロアマ、所属事務所の有無は問わず、芸歴、人数、年齢の制限なし。大会は漫才、コント、ピンネタ、ものまね、パフォーマンスとジャンルを問わない「面白ければ何をやってもOK」の“異種格闘技戦”となった。優勝賞金は1000万円。副賞として、同局のレギュラー番組の中から合計視聴率100%分の番組を選んで出演できる権利「日テレ100%券」が贈られた。
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