萩本欽一:主演映画公開も「見てない」「充実感もない」 観客には“感想禁止”も…

ドキュメンタリー映画「We Love Television?」初日舞台あいさつに登場した萩本欽一さん
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ドキュメンタリー映画「We Love Television?」初日舞台あいさつに登場した萩本欽一さん

 コメディアンの萩本欽一さんが3日、東京都内で行われた映画「We Love Television?」(土屋敏男監督)の初日舞台あいさつに登場。密着ドキュメンタリーのため、主演の自覚がない萩本さんは「この映画に関しては、誰も見に来ないでと叫んでたのに、お客さん来てくれてよかった」と笑顔で、「(映画を)見てないから、見た方は私に会って、映画の内容、感想を言わないように!」と呼びかけて笑わせた。

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 「We Love Television?」は、2011年から萩本さんが新番組の制作に関わる姿に密着したドキュメンタリーで、萩本さんのほか、女優の田中美佐子さん、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんらが出演している。「進め!電波少年」シリーズなどの土屋監督が企画・構成・監督を務めた。舞台あいさつには萩本さんのほか、河本さんと土屋監督が登壇した。

 舞台あいさつは上映後に行われ、映画を見ていないという萩本さんに、河本さんは「今からでも遅くないんで、見てください。お客さん、みんな見てます!」と懇願。土屋監督も「知りたいんですよ、感想を」と苦笑した。萩本さんは「だって知らないんだもん。(ドキュメンタリーだから)充実感もない。映画に出てる意識もないのに、なんで舞台あいさつしなきゃいけないの」とつぶやいたり、河本さんに「お前、何で来てるの? 関係ないのに来てくれて、いい奴だなと思った。映画、出てんの?」と声をかけたりと、自由にイベントを進め、司会者にも質問をさせないほどの独壇場だった。

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