宮沢りえ:12年ぶり劇場版アニメ主演 日本語吹き替えでムーミン役

劇場版アニメ「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」の日本語吹き替え版で主人公ムーミントロールの声を担当する宮沢りえさん
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劇場版アニメ「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」の日本語吹き替え版で主人公ムーミントロールの声を担当する宮沢りえさん

 女優の宮沢りえさんが、劇場版パペットアニメ「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」(ヤコブ・ブロンスキ&イーラ・カーペラン監督、12月2日公開)の日本語吹き替え版で、主人公ムーミントロールの声を担当することが30日、明らかになった。宮沢さんが劇場版アニメで主演を務めるのは約12年ぶりで、「私自身も楽しみながらムーミンを演じたいと思います」と話している。

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 また日本語吹き替え版のナレーションを、大ヒットを記録したディズニーの劇場版アニメ「アナと雪の女王」のアナ役で知られる神田沙也加さんが担当。声優の森川智之さんと朴ロ美さんが声色を使い分け、そのほかの役を演じることも発表された。

 「ムーミン」は、フィンランドの作家・トーベ・ヤンソンさんの児童文学で、日本でも絵本やマンガ、テレビアニメで親しまれてきた。「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」はパペットアニメーションで、ムーミンたちが初めてクリスマスを迎えるまでを描いている。映画シリーズでは初めて「冬のムーミン谷」が舞台となる。

 子供のころから、絵本やアニメを通じてムーミンの世界に触れてきたという宮沢さんは、「芸術的な絵の色彩やムーミン谷の世界観にドキドキしましたし、キャラクターそれぞれが本当に生き生きしていて、ムーミンの正義感、勇気、おおらかさ、自由さに心踊っていましたから、今回、声という表現で参加させていただくことをとてもうれしく思っています」と喜びのコメントを寄せている。

 また主演声優として「夢や希望だけでなく現実的なテーマにユーモアをちりばめたムーミンの世界観の魅力をお子さんはもちろん、年を重ねた方々にもお届けできるように、私自身も楽しみながらムーミンを演じたいと思います」と意気込んでいる。

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