女優の前田敦子さんが、俳優の柄本佑さん主演で2018年3月に公開される映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」(冨永昌敬監督)で主人公の天然な妻役で出演することが13日、明らかになった。柄本さんとは今回が初共演で、前田さん演じる牧子は「浮気をされても嫌みを言うだけ」の包容力があって自立しているすてきな女性といい、劇中では物語が展開する時代に合わせて1970~80年代のファッションを披露する。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「素敵なダイナマイトスキャンダル」は、“伝説のカルチャー・エロ雑誌”の編集長・末井昭さんの自伝的エッセーが原作。母親が隣家の若い男とダイナマイトで爆発して心中するという“うそのような実話”を持つ末井さんの生い立ちをベースにした青春物語が展開する。映画には、牧子を含めて主人公の人生を翻弄(ほんろう)する3人の女性が登場するといい、尾野真千子さんが、主人公の人生に最も大きな影響を与えた薄幸な“ダイナマイト心中”母・富子役、三浦透子さんが主人公を道ならぬ恋に誘う愛人・笛子役で出演する。
前田さんは「初めて共演させていただく柄本佑さんは、もともと俳優の先輩としてもすごく尊敬していました。佑さんのひょうひょうとした中にある可愛らしい感じが、この末井昭役にぴったりだと思いました」とコメント。尾野さんは「実話とは思えない母を演じさせていただきました。そんな実話とは思えない台本を読んで、出来上がりが想像できず、不安もありました。でも、出来上がりを見たとき、こんな伝え方があったのかと自信を持ちました」と話している。
三浦さんは「撮影が始まってからも常に新しいアイデアにあふれ、くるくる変わっていく現場がただただ楽しかったです」と振り返り、「笛子さんの人生を思うと胸が苦しくなるけれど、実際に書かれた当時の編集後記の中にいた彼女は、愛嬌(あいきょう)たっぷりで追いかけると逃げてしまいそうな不思議な魅力を持った女性でした。皆さんにもそれが伝わればうれしいです」と語っている。
12月23日に発表された20~22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガを実写化した「はたらく細…
歌手の氷川きよしさんが開催したデビュー25周年コンサートツアーの劇場版「氷川きよし/KIYOSHI HIKAWA+KIINA.25th Anniversary Concert T…
中島健人さんがMCを務める映画情報番組「中島健人 映画の旅人」(WOWOW)の第6回が、1月12日午前0時からWOWOWプライムで放送される。それに先駆け、1月1日午前0時からW…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…