俳優の本郷奏多さんが、10月スタートのテレビアニメ「いぬやしき」(フジテレビ)で、2018年公開の実写映画と同じく安堂直行役を務めていることが1日、明らかになった。「GANTZ(ガンツ)」で知られる奥浩哉さんの同名マンガが原作で、本郷さんは「僕自身、『いぬやしき』のファンであり、何より奥浩哉先生のファンなのでアニメ化はとても楽しみです」と明かしている。アニメ版と実写版の安堂のビジュアルも公開された。
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「いぬやしき」は、未知の機械の体を手に入れたさえない初老の男性の活躍や苦悩などを描いたSFマンガ。14年から今年7月までマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載され、コミックスは累計235万部を発行している。実写映画はお笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武さん主演で来年に公開される。
本郷さんが演じる安堂は、物語のキーマンとなるキャラクターで、主人公・犬屋敷壱郎の最大の敵となる高校生・獅子神皓が、唯一心を許す幼なじみ。心優しい性格のため同級生にいじめられ、引きこもっていたが、悪事に手を染めていく獅子神の暴走を止めるべく、犬屋敷の相棒となる……という役どころ。
実写映画「GANTZ」シリーズにも出演するなど、奥さんの作品に縁のある本郷さんは「作中で『GANTZ』について安堂が触れるシーンがあるのですが、映画に出させていただいた身としていろいろと不思議な気分になりました。そのあたりも楽しみにしていてください」とメッセージを送っている。
テレビアニメ「いぬやしき」はフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で10月12日から放送される。
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