俳優の佐藤健さんが2018年4月から放送される永野芽郁さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」に出演することが22日、明らかになった。同日にNHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で発表された。佐藤さんはNHK連続テレビ小説初出演。永野さんが演じる鈴愛(すずめ)の幼なじみの律を演じる。
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この日発表されたのは「岐阜・故郷編」のキャストで、佐藤さんのほか、鈴愛の母役に松雪泰子さん、父役に滝藤賢一さん、祖父役に中村雅俊さん、祖母役とナレーションに風吹ジュンさん、弟役に上村海成さん、律の母役に原田知世さん、律の父役に谷原章介さん、町医者役に余貴美子さん、鈴愛の同級生役に矢本悠馬さんと奈緒さんの出演が発表された。松雪さん、上村さん、谷原さん、奈緒さんは佐藤さんと同じく朝ドラ初出演。
「半分、青い。」は、ドラマ「ロングバケーション」(1996年、フジテレビ系)などで知られる北川悦吏子さんのオリジナル脚本。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、一大発明を成し遂げるまでの物語。少女マンガ家を目指してバブル期の東京に出た鈴愛は、シングルマザーとなって故郷に戻り、病気の母のために「ひとりメーカー」として扇風機を作ろうとする……というストーリー。
脚本の北川さんは「純情岐阜編、キャスト発表です。思い描いた世界が、そのままドラマになりそうな、いえ、もっとステキに世界が膨らみそうな方々に、出ていただけることになりました。ありがとうございます。再びお会いできる方、初めましての方、かつてテレビで見て憧れていた方、よろしくお願いします」とコメント。
また、「第1週のサブタイトルは、『生まれたい』です。ヒロイン、胎児から始まる、という離れ業をやってのけました。お腹(なか)の中からのスタートとなります。書くは易(やす)し、具現化するのは難し。ドキドキしております。キャストの方々。難しいバトンを渡しましたが、どうぞ、鮮やかに走り切ってください! たとえ、コーナーでこけそうになっても、笑って軽やかに、バランスを取っていただいて。楽しみにしています。そして一緒に完走しましょう! こちらも、がんばります」と意気込みを語っている。放送はNHK総合などで2018年4月2日から。全156回。
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