氷菓:広瀬アリスが「私、気になります!」 実写版特報が公開

映画「氷菓」のポスタービジュアル(C)2017「氷菓」製作委員会
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映画「氷菓」のポスタービジュアル(C)2017「氷菓」製作委員会

 人気ミステリー作家の米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さんの小説が原作で、俳優の山崎賢人さんと女優の広瀬アリスさん主演で実写化する映画「氷菓」(安里麻里監督、11月3日公開)の特報とポスタービジュアルが29日、公開された。

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 ポスターには、山崎さん演じる折木奉太郎(おれき・ほうたろう)がほおづえをつく姿と、その後ろで広瀬さん演じる千反田(ちたんだ)えるが微笑む姿が「謎解きは手短に。」というキャッチコピーとともに掲載されている。特報には、アニメにも登場した「私、気になります!」というえるの名ぜりふや、えるに振り回される奉太郎の姿などが映し出されている。

 「氷菓」は、米澤さんの「古典部シリーズ」の第1作が原作で、2012年には京都アニメーション制作でテレビアニメ化もされた。最低限のことしかやらない“省エネ主義”ながら優れた推理力を持つ高校生・折木奉太郎は、姉の命令で入部した廃部寸前の「古典部」で、千反田えると出会う。一見清楚(せいそ)なお嬢さまという印象のえるは、「私、気になります!」となると誰にも止められない好奇心のかたまりで、えるの好奇心に巻き込まれるうちに、奉太郎は学園で起こる不思議な謎を次々と解き明かしていく。やがて、奉太郎の推理力を見込んだえるは、奉太郎に「10年前に失踪(しっそう)した伯父がえるに残した言葉を思い出させてほしい」と依頼する。それは33年前に学園で起きたある事件へとつながっており……という内容。

 特報は「私、気になります!」というえるのせりふから始まり、奉太郎がえるに引っ張られて連れ回される様子や、福部里志(岡山天音さん)や伊原摩耶花(小島藤子さん)ら古典部の面々と集まるシーンなどが含まれている。また、2人組音楽ユニット「イトヲカシ」が映画のために描き下ろした主題歌「アイオライト」も披露されている。

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