君の名は。:ヒットの原動力は高校生 3割が劇場に足運ぶ

劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル(C)2016「君の名は。」製作委員会
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劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル(C)2016「君の名は。」製作委員会

 新海誠監督の劇場版アニメ「君の名は。」は、男女問わず高校生の認知度が高く、その支持がヒットの原動力になったことが、約1万人を対象にしたフィールズ総研のアンケート調査で明らかになった。

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 調査は、フィールズ総研が2016年12月14~21日にインターネットで実施した。余暇行動の実態や背景にある価値観などについて300の設問を設け、人口比率に合わせた6~69歳の男女1万1646人から回答を得た。

 同作の認知率は全体で47%で、男性が41%に対して女性が53%だった。認知度のトップは高校生の女子の74%で、高校生男子も67%あった。最も低かったのは小学生の低学年男子の17%だったが、他の世代は、低くても3割前後と一定の認知度があった。

 鑑賞した人の割合は全体で11%。高校生は男性が36%、女性が30%で、他の世代と比べて突出して高かった。鑑賞の後押しをした理由のトップはテレビのCMで19%。続いてテレビのニュースが17%、LINEなどを含む「友人・知人からの口コミ」も17%あった。

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