テレビ東京:6社共同有料動画配信の狙いは? 経済系に活路「強み発揮できる」 

 テレビ東京の高橋雄一社長は25日の会見で、TBSや日本経済新聞社、WOWOWなど6社の共同出資による有料動画配信の新会社「プレミアム・プラットフォーム・ジャパン」(7月3日設立予定)について、「我々は配信ビジネスの将来性を一番、感じている会社だと思っている」と前置きした上で、「経済系(のコンテンツ)を作るとしたら強みは発揮できる」と自信をのぞかせた。

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 高橋社長は共同出資になった理由について、「我々の体力、身の丈を考えると、システムの開発やコンテンツの調達、制作まで一社で全部手掛けるのは身の丈に合わないと判断した」とコメント。複数社と組むことで「相当、個性のあるプラットフォームビジネスができる」と狙いを明かし、「個性という点では日経新聞と我々が入ることで、これまでの配信のプラットフォームに『経済』というキーワードを加えられる。既存の他のプラットフォームでは目に入らなかった人たちにささっていくことも期待している」と語った。

 同局は動画配信サービス「テレビ東京 オンデマンド」を運営しているが、「アニメの(配信を)始めたばかりで、コアファンを集めていくところ。『テレビ東京 オンデマンド』は並行してやっていく。(現時点では)新しいものとは統合はしない」と見解を示した。

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