声優の三森すずこさんが25日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われた人気アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの新作「デジモンアドベンチャー tri.」(元永慶太郎監督)の第4章「喪失」の初日舞台あいさつに登場した。武之内空役の三森さんは、アフレコについて「いろいろ思い出があるのですが、第3章でパタモンが『僕をやっつけて』というシーンでは涙が出そうになりました。(パタモン役の)松本(美和)さんを後ろから抱きしめたくなった」と明かした。
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また、第4章について「空は感情が波のように動く。見ていて大変だな……と感じました」と明かし、「それと、空みたいに(石田)ヤマトと(八神)太一に挟まれたいな! あんな幼なじみが欲しい」と語った。
舞台あいさつには、ピヨモン役の重松花鳥さん、姫川マキ役の甲斐田裕子さんも登壇。甲斐田さんは「とにかく現場でみんな仲がいい。物語は試練が続きますが、みんなが和気あいあいとしているので救われます」とコメント。重松さんは、今後の展開について「大変だよ! 衝撃だよ!」と語っていた。
「デジモン」シリーズはバンダイの携帯液晶ゲーム機から生まれたアニメ。1999~2000年に放送された初代「デジモンアドベンチャー」は、小学生の八神太一らがデジタルワールドという世界に飛ばされ、奇妙な生物・デジタルモンスターと冒険する姿が描かれた。「tri.」は初代の放送開始から15周年を記念して製作された続編で、全6章の新作として劇場上映されている。「デジモンアドベンチャー02」の最後の戦いから3年後が舞台で、高校生になった太一たちが登場している。
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