夜明け告げるルーのうた:湯浅政明監督の新作アニメ 少年と人魚の出会い描くポスタービジュアル公開

「夜明け告げるルーのうた」のポスタービジュアル(C)2017ルー製作委員会
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「夜明け告げるルーのうた」のポスタービジュアル(C)2017ルー製作委員会

 テレビアニメ「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」などで知られる湯浅政明監督が手がける劇場版アニメ「夜明け告げるルーのうた」(5月19日公開)のポスタービジュアルが14日、公開された。幻想的な月明かりの下、海面に接した船屋で、少年・カイと人魚の少女・ルーの出会いの瞬間が描かれている。

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 美術監督の大野広司さんは、ビジュアルについて「人魚のルーと少年カイが初めて会うシーンです。夜ですが、暗くなり過ぎないよう、月光でドラマチックな雰囲気になるよう工夫しました」とコメント。また「物語の舞台となる日無町(ひなしちょう)は京都、名古屋、倉敷などいろいろな町のイメージをモザイクのように掛け合わせたと(湯浅監督に)説明されましたが、それを絵にするのは頭の中を柔軟にしないといけないなところが大変でした。今回はリアル感とぶっとんだ発想とのせめぎ合いのような絵で、初めての経験でした。湯浅監督の頭の中はどんなふうになっているのでしょう(笑い)」と話している。

 アニメは、寂れた漁港の町・日無町に住む中学生の少年・カイが、人魚の少女・ルーと出会い、交流を深めることで次第に心を開いていく……というストーリー。人魚は災いをもたらす存在と言われており、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれ、町に危機が訪れる中、カイが心からの叫びで町を救おうとする。湯浅監督が手がける初めての完全オリジナルの劇場版アニメで、「午前3時の無法地帯」などのマンガ家のねむようこさんがキャラクター原案、「ガールズ&パンツァー 劇場版」などの吉田玲子さんが脚本を担当する。

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