星野源さんが歌う「恋」が、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で3月19日に開幕する「第89回選抜高等学校野球大会」の入場行進曲に決定したことが11日、明らかになった。星野さんは「ワクワクして体が勝手に動くようなダンスミュージックになったらいいなと思って作った曲なので、高校生のみなさんがワクワクして『やるぞ』という前向きな気持ちになってもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せている。
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「恋」は、新垣結衣さん主演で、星野さんも出演した連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」(TBS系)の主題歌で、ドラマのエンディングで新垣さんらが踊る“恋ダンス”も話題になったほか、昨年末に放送された「第67回NHK紅白歌合戦」に出場した星野さんが同曲を歌唱した際に、審査員を務めた新垣さんが“生パフォーマンス”したことでも注目を集めた。
「春のセンバツ」の愛称で親しまれる同大会。開会式での入場行進曲は、1924年の第1回大会から始まり、62年の第34回大会の「上を向いて歩こう」から毎年、「その前年に広く社会に親しまれた曲、その年を象徴するような曲」を対象に選定していて、楽曲を行進曲用にアレンジし、各校入場時などに使用される。
星野さんは「古くは坂本九さんの『上を向いて歩こう』から、ヒット曲や多くの人に印象に残った曲が選ばれています。その流れのなかで僕の曲も選んでもらってうれしく思います」と喜び「行進曲用のアレンジがどのようになるのか、とても楽しみです」と期待している。