コミケ:叶姉妹来場の2日目、来場者数は17万人 前回と同程度

多くの参加者が詰めかけた「コミックマーケット91」
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多くの参加者が詰めかけた「コミックマーケット91」

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)91」が2日目となる30日を迎え、約17万人が来場。昨年冬の「コミケ89」、今夏の「コミケ90」2日目と同程度の来場者数となった。

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 2日目の30日は、「テニスの王子様」や「銀魂」などのマンガ、「タイガー&バニー」や「ガンダム」などのアニメを扱う約1万2000のサークルが出展した。新たに「おそ松さん」や「進撃の巨人」「弱虫ペダル」などの新ジャンルが設けられたこともあり、開場から多くの参加者が詰めかけた。またタレントの叶姉妹がプライベートで訪れ、話題となっていた。

 企業ブースは、ワーナーやNBCユニバーサルなどのアニメ会社、小学館や一迅社などの出版社、NHKやTBSなどテレビ局が初日に続いて約180のブースを構えた。コスプレエリアでは、スマホゲーム「真空管ドールズ」や「すーぱーそに子」などのコスプレーヤーたちが冬の寒さをものともせず自慢のコスプレを披露していた。

 最終日の31日は、自主制作のゲームソフトなど約1万1700のサークルが出展する。「ラブライブ!」と「アイドルマスター」が新ジャンルとなることもあり、多くのファンでにぎわいそうだ。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されており、16年夏は約53万人が来場した。会場は、個人が同人誌を販売する一般ブースと、商業作品を扱う企業ブースの2種類がある。企業ブースは95年夏から導入され、96年冬から本格的にスタートした。企業ブースは当初は、出版社やアニメ会社、ゲームメーカーなどのエンタメ系が大半だったが、近年は来場者へ向けての自社商品のプロモーションやブランド力向上を狙い、ホンダやグーグル、マイクロソフトなどの多彩な企業が出展するなど注目を集めている。

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