明日のべっぴんさん:10月14日 第11回 すみれ、出産 夫は戦地に…あの人との再会も

無事に女の子を出産し、喜びをかみしめるすみれ(芳根京子さん) (C)NHK
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無事に女の子を出産し、喜びをかみしめるすみれ(芳根京子さん) (C)NHK

 芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」は第2週「しあわせの形」を放送。14日の第11回では、戦地に向かう夫の紀夫(永山絢斗さん)からおなかの子供のことを託されたすみれ(芳根さん)。数カ月後、無事に女の子を出産し、紀夫との約束通り「さくら」と名付ける。ある日すみれは、近所に住む外国人の友人からミルクを分けてもらった時、看護師の明美(谷村美月さん)と再会する……。

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 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 第1週「想(おも)いをこめた特別な品」は、繊維会社を営む父の五十八(生瀬勝久さん)、姉のゆり(内田彩花さん)と一緒に神戸の洋館で暮らすすみれ(渡邉このみちゃん)の幼少期が描かれた。すみれは入院中の母・はな(菅野美穂さん)にあげようと初めて刺しゅうに取り組むもうまくいかず、ある日、屋敷に出入りする靴屋の麻田(市村正親さん)の元を訪れる。「へたでも思いを込めてものを作ることが一番大事」という言葉を胸に刻み込んだすみれは、はなに会いに行き、幾度となく作り直した刺しゅうをやっと手渡す。そして、余命いくばくもないはなが一日だけ帰宅し、すみれたち家族と最期の時を過ごすことになり、すみれは別れ際に「思いを伝えられる“べっぴん”(別品)を作れる人になる」と、はなと約束する……という展開だった。

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