古谷一行:47年ぶり朝ドラ「楽しみ」

会見に出席した古谷一行さん
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会見に出席した古谷一行さん

 俳優の古谷一行さんが、2017年4月から放送がスタートする有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」で47年ぶりに朝ドラに出演することが26日、明らかになった。1970年に放送された「虹」以来で、今回、ヒロインの祖父役を演じることになった古谷さんは同日、東京都内で開かれた会見に出席し、「昔は半年間のドラマはいっぱいありましたけど、今は少なくなっております。半年できるのはすごく楽しみ」と意欲をみせた。

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 古谷さんが演じるのは、口数が少なくたまにしゃべると毒舌だが、さりげない優しさで谷田部家を支えている祖父・茂役。古谷さんは「当時は、ワンシーンが終わったら次の場所へスタジオ内を走り、それですぐに芝居を開始する、そういう撮り方をしてました。今はそんなことをしてないと思いますが」と初出演時を振り返り、「どういうふうにして朝ドラを作るようになっているのか、すごく楽しみです。じっくり楽しみたいと思います」と語った。

 また古谷さんは茨城県北西部が舞台ということから「方言の危機が叫ばれており、(だから)今回は茨城弁、しっかり定着させて、いい茨城弁をみなさまに伝えていきたいと思います」と語った。

 「ひよっこ」は、96作目の朝ドラとして脚本を01年の「ちゅらさん」、11年の「おひさま」などの岡田惠和さんが担当するオリジナル作で、高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が殻を破って成長していく波瀾万丈青春記。この日の会見では、ヒロインみね子の叔父役に峯田和伸さん、みね子の友達の助川時子役に佐久間由衣さん、その父役に遠山俊也さん、母役に羽田美智子さん、みね子の幼なじみの角谷三男役に泉澤祐希さん、その母役に柴田理恵さん、バスの車掌役に松尾諭さんの起用が発表された。

 17年4月3日~9月30日に全156回の放送が予定されている。

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