海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
2018年のNHK大河ドラマが、明治維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛を主人公にした「西郷(せご)どん」に決まったことが8日、明らかになった。原作は人気作家・林真理子さんの「西郷どん!」で、脚本は連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」や人気ドラマ「ドクターX」シリーズなどの中園ミホさんが担当する。
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維新の“ヒーロー”として知られる西郷隆盛は、2度の島流し、3度の結婚を経て、類いまれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し、維新を成し遂げるが、最後は明治新政府と戦い、命を散らす。肖像写真は一枚も残っておらず、その謎に満ちた西郷の生涯に、林さん、中園さんという女性コンビが「女の視点」で切り込んでいく。
「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される、大河ドラマ第57作。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)は、両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。だが、そんな愚直な姿に、カリスマ薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)が目を留める。西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へ奔走。そして、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……。
原作の林さんは「以前、最後の将軍徳川慶喜とその妻・美賀子を書いたときに、幕末の複雑さにつくづく苦労しました。しかし、それゆえに歴史の主役たちにすっかり魅了されてしまったのです。中でも一番難解で面白いのが、西郷さんです。彼を巡る女性たち、流された島々を深く描くことによって、今まで誰も書かなかった西郷どんを作り上げているという自負があります」とコメント。
脚本を手がける中園さんも「セゴドンという男の魅力に、女の視点で切り込みます。林真理子さんの原作は愛にあふれています。命懸けで彼を愛した男たち、女たちの視線を交え、テレビの前の皆様にも一年間どっぷりセゴドンに惚れていただきたいと思っています」とメッセージを寄せている。
放送は18年1月から。全50回。2017年は柴咲コウさん主演の「おんな城主 直虎」が放送される。
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