東京コミコン:ポップカルチャーのビッグイベント日本上陸 日米の人気コンテンツが出展

「東京コミックコンベンション2016」の開催発表記者会見に出席した(1人おいて左から)伊藤圭一総合プロデューサー、胸組光明実行委員長、山東昭子参議院議員、ジョン・アルカンターさん、サラ・ベイカーさん
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「東京コミックコンベンション2016」の開催発表記者会見に出席した(1人おいて左から)伊藤圭一総合プロデューサー、胸組光明実行委員長、山東昭子参議院議員、ジョン・アルカンターさん、サラ・ベイカーさん

 米シリコンバレーで6万人を動員したポップカルチャーの祭典「コミコン」の姉妹イベントで、12月に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「東京コミックコンベンション2016(東京コミコン)」の開催発表記者会見が30日に東京都内で行われた。会見では、人気映画「バイオハザード」シリーズの最終章「バイオハザード:ザ・ファイナル」(ポール・W・S・アンダーソン監督)のブース出展や「スパイダーマン」などのコミック原作者のスタン・リーさんの来日など、イベント内容の一部がお披露目された。

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 「コミコン」は、米国サンディエゴやニューヨーク、シリコンバレーなどで開催されているアメコミやゲーム、映画などポップカルチャーの祭典で、現在ではシンガポールやタイなど世界各地でも開催されている。「東京コミコン」は、「スパイダーマン」「X-メン」などのコミックの原作者のリーさんとアップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアックさんのプロデュースで今年3月に開催された「シリコンバレーコミコン」と提携して開催される日本初のイベント。「東京コミコン」ではハリウッドや日本企業によるブース出展やステージイベント、ハリウッドスターとの交流イベントなどが行われる。

 「東京コミコン」の出展ブース数は約200で、現在は約100の企業が参加予定。6割がハリウッド関係のブース、4割が日本のブースとなる見込みで、「バイオハザード:ザ・ファイナル」の小道具や衣装を展示するブースのほか、ハリウッド映画のフィギュアやグッズの販売、アメコミ作家による原画販売、サイン会などを実施するブースが出展。日本のマンガやアニメ、ゲームのブースも出展される予定で、VRなど最新技術を使ったゲーム体験ができるブースも計画している。

 また、日本各地の「食」をテーマにしたブースも登場する。各地の食材を使用した料理を提供するほか、大相撲の錣山部屋の力士によるちゃんこ鍋の実演販売なども行われる。このほか、ステージイベントでは、ハリウッドスターと日本のスターや声優がコラボレーションするステージや、人気ボーカロイドキャラの実況ステージなども検討中。ハリウッドスターの撮影会やサイン会、トークイベントなども行われる。会場にはコスプレエリアも設置し、コスプレーヤーによるコンテストやショーなども行われる予定。

 会見には、胸組光明実行委員長、伊藤圭一総合プロデューサー、実行委員会名誉会長の山東昭子参議院議員、同イベントパートナーのジョン・アルカンターさんが出席。「バイオハザード:ザ・ファイナル」で主演する米女優のミラ・ジョボビッチさんによるビデオレターも紹介された。
 
 「東京コミコン」は12月2~4日に幕張メッセで開催。開催時間は2日は午後5時~8時で、3、4日は午前10時~午後6時。入場料は2500円(予定)。3日間で3万人の動員を見込んでいる。

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