お笑い芸人の間寛平さんが18日、木に登って周囲の様子を動画配信SNS「ツイキャス」で配信し、90分以内に見つかったら3万円をプレゼントする宝探し企画「寛平埋蔵樹~木のぼりトレジャーハンター~」を25日、兵庫県宝塚市内で行うことを明らかにした。寛平さんは大まじめで、宝塚市の中川智子市長にも許可も取った。フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁さんも賛同しているといい、注目を集めそうだ。
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寛平さんは以前から木登りが気になっていて、ある休日に、近くの公園の木を登ってみると、下を散歩しているお年寄りが気づかず、「ワッ」と声を出してみたら、「寛平ちゃんやん、何してんの?」と驚かれたという。「下と上との会話がめっちゃ面白いねん」と大喜びで、次に樹上から周囲の風景を撮影、ツイッターで「どの木に登ったでしょう? 木の下に500円玉を埋めています」とつぶやたという。すると、簡単にその木を見つけられてしまい、「何でやろうと思ったら、写真にGPS(の情報)がついてたんやな」と明かす。それをマネジャーが聞いて、面白がってツイキャスでの動画の生配信を思いついたという。大事になってきたため、寛平さんは、自身が観光大使を務める宝塚市の中川市長に「木に登らせてくれ!」と直談判し、許可を得たという。
今回の企画は、寛平さんが木に登り、ツイキャスで生配信しながら、ヒントを出し、90分以内に寛平さんを見つけ、ツイッターのつぶやきで出される「木ワード」を告げれば3万円がその場でもらえるというもの。第1弾を5月25日に実施し、制限時間の90分から約3分後に見つかったが、木ワードの「手塚治虫記念館」を「ゲゲゲの鬼太郎記念館」と間違えてしまったという。
この企画が広がり、企業を経営する寛平さんの知人がスポンサーに名乗り出て、パン店の店主からパンのプレゼントの申し出もあるなど徐々に話題となった。「ゆず」の北川さんに話したところ、「木から鎖がまを投げて、隣の木に飛び移ったら『栄光の架け橋』を生で歌いますよ」と盛り上がったという。
寛平埋蔵樹は6月25日午前10時から配信開始。参加には寛平さんのツイッターをフォローし、開始時間につぶやかれるツイートのリンクをクリック。90分以内で最初に寛平さんを見つけ、ツイッターでつぶやかれた「木ワード」を叫べば、3万円がプレゼントされる。発見できなかった場合、次回にキャリーオーバーするという。