「研修医 なな子」や「ごくせん」「デカワンコ」「高台家の人々」などで知られる熊本県出身のマンガ家・森本梢子(こずえこ)さんが、28日発売の「Cocohana」(集英社)6月号で熊本地震で被災したことを明らかにした。森本さんは同誌で2011年から「アシガール」を連載しており、最後に1ページを使ってイラスト付きのメッセージを掲載。「何とか無事だったのですが」と報告しながら「被災地全部が元の美しい姿に戻りますように……」と願いをつづっている。
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森本さんは今号、いつもより少ない11ページのマンガを掲載。最後のメッセージでは、地震の時は熊本市内の仕事場にいて、無事だったものの不便もあり、マンガが途中までしかかけなかったことを読者におわびした。そして作中に登場する「黒羽城」のモデル熊本城について触れ、「自分のことよりショックなのが……熊本城がっ……、熊本城が~っっっ」と心中を明かしている。そして最後に「次号からまた頑張ります。よろしくお願いします」と結んでいる。
「アシガール」は、恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生の速川唯が、弟の尊が作ったタイムマシンを起動させてしまい戦国時代へとタイムスリップするが、大好きになったイケメンの若君・忠清を守るために、男装して足軽になって奮闘する……というストーリー。
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