名だたる文豪が“イケメン化”して登場するテレビアニメ「文豪ストレイドッグス」のスタンプラリーが、同作の舞台となる横浜で5月2日～6月5日に開催されることが分かった。昨年5月に続いての開催で、市内12カ所に設置される登場キャラクターのスタンプを集めると、特製クリアファイルなどがもらえる。期間中には作品のキャラクターが描かれたラッピングバスの運行や、市営バス・地下鉄のオリジナル乗車券の販売も行われ、シウマイで有名な崎陽軒などとコラボレートした菓子も限定発売される。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　今回のスタンプラリーでは、神奈川近代文学館（同市中区）に中島敦、大佛次郎記念館（同）に太宰治、横浜マリンタワー（同）に中原中也……といった形で、市営地下鉄の駅や名所スポットなど計12カ所にラリーポイントを設置。六つ以上のスタンプを集めると森鷗外らポートマフィアのミニクリアファイルがもらえ、すべてのスタンプを集めると太宰治ら武装探偵社のクリアファイルがプレゼントされる。スタンプラリー用のシートは、市営地下鉄ブルーライン各駅、観光案内所、ラリーポイントなどで配布する。

　また、スタンプラリーの期間中に販売されるのは、同作のキャラクターが描かれた市営バス、地下鉄共通一日乗車券で、イラストが異なる2種類が各1500枚限定で用意される。1枚830円で、市営地下鉄の新横浜駅、関内駅で取り扱う。

　期間中に販売されるコラボ菓子は、同作と崎陽軒、雑誌「横浜ウォーカー」（KADOKAWA）がコラボレートし、崎陽軒のキャラクター・ひょうちゃんをかたどって作った新しい菓子で、同作のビジュアルがプリントされたオリジナル缶に入っている。8個入りで1080円。限定1500個で崎陽軒本店ショップ（横浜市西区）などで販売される。また、ひょうちゃん型菓子の商品名も募集しており、「横浜ウォーカー」の公式ツイッター（@_yokohamaWalker）をフォローし、「#コラボ菓子の名前」でネーミングをツイートすると応募できる。

　「文豪ストレイドッグス」は朝霧カフカさん原作、春河35さん画のマンガで、「ヤングエース」（KADOKAWA）で連載中。武装探偵社の中島敦らが異能力で戦う姿が描かれている。文豪が“イケメン化”して登場し、中島敦は白虎に変身する「月下獣」、太宰治は異能を無効化する「人間失格」など名作をモチーフとした異能力を使う。テレビアニメがTOKYO　MXほかで放送中。

　◇スタンプの設置場所とキャラクター

　市営地下鉄新横浜駅：宮沢賢治▽横浜マリンタワー：中原中也▽大佛次郎記念館：太宰治▽神奈川近代文学館：中島敦▽市営地下鉄関内駅：梶井基次郎▽三溪園：芥川龍之介▽横浜人形の家：国木田独歩▽アニメイト横浜：与謝野晶子▽マルイシティ横浜（5月15日まで）、横浜にぎわい座（5月16日から）：谷崎潤一郎▽三菱みなとみらい技術館：江戸川乱歩▽崎陽軒本店ショップ：泉鏡花▽ファミリーマート（エキニア横浜店、横浜ワールドポーターズ店、山下公園前店）：樋口一葉