セーラームーン展:若槻千夏「すごく興奮!」 描き下ろし原画や貴重なグッズ500点展示

「美少女戦士セーラームーン展」のオープニングセレモニーに登場した若槻千夏さん
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「美少女戦士セーラームーン展」のオープニングセレモニーに登場した若槻千夏さん

 タレントの若槻千夏さんが15日、「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内 スカイギャラリー」(東京都港区)で16日から開催される展覧会「美少女戦士セーラームーン展」のオープニングイベントに登場した。若槻さんは「小学校1年生から好きで、初めて買ったCDは主題歌のムーンライト伝説」といい、この日はセーラームーンファンの代表として、「ファンとしてすごく興奮しています! まさか初日呼ばれるとは思っておらず、光栄です」と喜んだ。

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 この日、若槻さんは主人公の月野うさぎ風のお団子頭の髪形に全身ピンクというセーラームーン関連のファッションに身を包んで登場。「(身に着けているものを)全部買い取りたい! 今日は爪もセーラームーン風で来ました!」と大興奮で、同展の魅力について「原画も素晴らしいけれど、おもちゃなども細かく展示されていて、海外の物販もあり見応えがあります。詰め込んである。30分くらいでは見られないです!」とまくしたて、「世代の人はもちろん、10代、20代の子も来てほしい。娘とも来たい」と笑顔を見せた。

 セーラームーン展は、今秋に25周年を迎える武内直子さん原作のマンガ「美少女戦士セーラームーン」の初の展覧会。今回のために武内さんが描き下ろした原画の展示、入手困難な90年代のグッズ、フィギュアなどのほか、菓子や自転車、アーケードゲーム機など500点以上のセーラームーングッズの展示も行われている。また、マンガの第1話をカラー化してお披露目されているほか、貴重な連載開始当時のマンガ誌「なかよし」や、ふろくも公開される。さらに、90年代のアニメ資料や年表、ミュージカル版の武器や関連資料も展示されている。

 会場は、作品に登場する「ムーンキャッスル」に見立てた入り口を通り、セーラー戦士たちのパネルが来場客を迎える。日没後は、音楽とともにライトアップされる「ライトショー」(約30秒)を10分に1回実施。また、同フロアにあるカフェエリア「THE SUN」が、期間限定で「セーラームーン」とのコラボカフェとなり、アイテムやキャラクターをモチーフにしたオリジナルメニューやスイーツを販売する。期間は16日から6月19日まで。開展時間は午前10時~午後10時(最終入館は午後9時半)。当日券は一般1800円、学生(高校・大学生)1200円、子ども(4歳〜中学生)600円、シニア(65歳以上)1500円。


 「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガが原作で、テレビアニメも同期間に放送され、一世を風靡(ふうび)した。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。2012年からは20周年プロジェクトとし、リメ-ク版のアニメ「セーラームーンCrystal」が制作され、ニコニコ動画で第3期がスタートしている。

 

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