講談社は「進撃の巨人」と「ふらいんぐうぃっち」の特別版コミックスを各100部作製し、日本全国で回し読みをする異色の企画「旅するコミック」を4月7日～6月20日に実施する。「進撃の巨人」は未公開ネーム、「ふらいんぐうぃっち」も津軽弁版が収録された特別版で、31日まで特設ページ（http://shingeki.net/）でリレーの起点となるスタート走者を募集する。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　抽選でリレー企画の最初の“走者”に選ばれると、講談社から特別版1巻が送付される。受け取ったコミックスを読んだ後は、自由に人に渡し、次の人も任意の人に渡し……と自由に回し読みをしていく。それぞれの特別版コミックスには感想やメッセージを書きこめるページも用意する。回収できた特別版は作者に届けるという。

　「進撃の巨人」は、「別冊少年マガジン」（講談社）で連載中の諫山創さんのマンガ。最大約50メートルと圧倒的な力を持つ巨人たちに人類が絶望的な戦いを挑む……という内容。「ふらいんぐうぃっち」は、同誌で連載中の石塚千尋さんがマンガで、青森を舞台に、15歳の少女・真琴が、黒猫のチトとともに、高校進学を機に青森の親戚の家に引っ越して、一人前の魔女になるための修行を始めるというストーリー。