東映の新プロジェクト「東映ムビ×ステ」の第1弾となる「GOZEN」の時代劇映画「GOZEN-純恋の剣-」(石田秀範監督、7月5日公開)の冒頭映像が7月2日、公開された。3分半の映像で、ナレーションをアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウや「銀魂」の“マダオ”こと長谷川泰三などで知られる立木文彦さんが担当。立木さんの語りに乗せ、「御前試合」に臨む8人の侍が登場し、それぞれ必殺技を披露している。
「東映ムビ×ステ」は、ムービー(映画)とステージ(演劇)の「挑戦的な融合」を掲げた東映の新プロジェクト。第1弾「GOZEN」は、将軍や大名の面前で行った武術の試合「御前試合」に由来しており、8人の男たちが命を懸けた御前試合での攻防と、そこに秘められた思いが描かれる。
映画は、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の犬飼貴丈さんが主人公の隠密・青山凛ノ介(あおやま・りんのすけ)を演じ、「仮面ライダービルド」「仮面ライダーキバ」の武田航平さんが、凛ノ介の恋敵となる狂気の剣士・寺脇甚八郎(てらわき・じんぱちろう)役で出演する。
そのほか、「魔法戦隊マジレンジャー」「宇宙戦隊キュウレンジャー」の松本寛也さん、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー(ルパパト)」の元木聖也さん、舞台「GOZEN-狂乱の剣-」で主演を務める矢崎広さんらが登場。冒頭映像の最後には犬飼さんの見事な抜刀術と、それを見つめるヒロイン・神谷八重(かみや・やえ)役の優希美青さんの姿が映し出されている。