人気アニメ「ガンダム」シリーズの最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の劇場先行版「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」のフィナーレ舞台あいさつが3月23日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催された。テレビシリーズの放送前の“最後”の舞台あいさつとなり、主人公・アマテ・ユズリハ(マチュ)役の黒沢ともよさん、シュウジ・イトウ役の土屋神葉さん、シャリア・ブル役の川田紳司さん、シャア・アズナブル役の新祐樹さん、アンキー役の伊瀬茉莉也さんが登場。劇場先行版の舞台あいさつに初めて登壇した黒沢さんがマチュへの思いを語った。
黒沢さんは、マチュを演じることについて「最初にいただいた資料に『マニッシュでコケティッシュの女の子』と書かれていたんです。鶴巻(和哉)監督の価値観を知っていくことが、マチュを知っていくことに直結していくと思っていました。行き詰まったこともあったけど、鶴巻監督の趣味などを聞くことが演じる手がかりになりました。どんな時にワクワクしますか?などをお話することがあって、その後は何にも質問することがなくなったんです。マチュは鶴巻監督なんです!」と明かした。
舞台あいさつでは、劇場先行版のテレビアニメシリーズの主題歌「Plazma」を手掛ける米津玄師さんの動画コメントも紹介された。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、「ガンダム」シリーズなどを手掛けるサンライズと「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られるカラーが初めてタッグを組むことも話題になっている。テレビアニメシリーズの放送に先駆けて、一部話数を再構築した劇場先行版が1月17日に上映を開始し、興行収入が32億円、観客動員数が193万人を突破するなどヒットしている。テレビアニメシリーズが、日本テレビ系30局ネットで4月8日から毎週火曜深夜0時29分に放送される。