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成宮寛貴:俳優活動“第2章”は「再会を楽しみながらやりたい」 40代迎え「男の美学も見せていけるのでは」

ABEMAで3月27日にスタートするドラマ「死ぬほど愛して」で主演する成宮寛貴さん

 約8年ぶりに俳優活動を再開することを発表した俳優の成宮寛貴さん。2016年に芸能界引退を電撃発表して世間を驚かせたが、再び表舞台に立つことを選んだ理由とは。復帰作となり、殺人犯役を演じる主演ドラマ「死ぬほど愛して」(ABEMA、3月27日スタート)の話と共に聞いた。

 取材場に成宮さんが現れると驚いた。8年前と全く変わらないビジュアル。もちろん年齢は重ねている。芸能界から離れている間に40代を迎え、昨年9月に42歳となった。「42歳で、またドキドキする新人みたいな気持ちになれるとは思っていなかった」とちゃめっ気たっぷりに笑う。

 今作はマンガの実写化で、出演のきっかけは原作者の天樹征丸さんからのオファーだった。かつて天樹さんの代表作「金田一少年の事件簿」の実写ドラマ(2014年年)に出演していた縁。天樹さんのオファーだからこそ、出演を決めた。

 「3年ほど前にオファーをいただいたのですが、過去にも『金田一少年の事件簿』などで魅力的なヒールの役をいただいていて。話をいただいた時には事務所にも入っていないのにかかわらず、オファーをくださって……とても厳しい方でもあるので、そういう方に選んでもらったことが、とてもうれしく思いました」

 実は、表舞台から離れている間「もう一度俳優をやりたい」と思ったことはなかったという。

 「(天樹さんから)お話をいただいた時もえっ!?っていう(笑)。思いもよらなかったお話だったんです。でも、離れていたからこそまたやってみたいなって気持ちが徐々に出てきました。いま、台本を開いてみたらどんな芝居ができるのだろう?という想(おもい)いで(再び俳優業を)やることを決めました」

 久々の芝居となったが「ブランクは感じなかった」と明かす。

 「ただ、やっぱり滑舌や表情の作り方とかがカチカチしていて(笑)。それをちょっとずつほぐしていくと言いますか、段々と柔らかくなっていくのを感じながらの撮影期間でした。“コツ”を思い出しながらやっていった感覚です」

 ドラマは、命の恩人と再婚して順風満帆な日々を過ごしていた神城澪(瀧本美織さん)が、夫の神代真人(まさと、成宮さん)の凶悪な本性を徐々に知っていくラブサスペンス。撮影は2カ月間にわたり行われたが「どのシーンも油断ならなかった。あっという間の2カ月でした」と話す。

 「それぞれのキャラクターが愛に命を燃やすところが魅力的な作品。自分はいろいろな人を騙(だま)す役柄でもあったので、どのシーンも全て大変でした(笑)。最後まで見ていただけたら“ピュアラブストーリー”なのですが、とんでもない内容。家族では見ちゃダメですね(笑)。ドキドキする展開なので(皆さんの感想が)楽しみです」

 8年間、SNSは継続していた。ファンから寄せられる「戻ってきてください!」といった声がうれしかったという。ファンへのメッセージを求めると「お待たせしました!と言いますか……成宮寛貴として“第2章”が始まるのでまた応援をよろしくお願い致します」と顔をほころばせた。

 俳優活動の“第2章”。「不惑の年」を過ぎたからこそ「“男の美学”みたいなものをもっともっと見せていけるのではと思っていて。役者として面白くなっていく年齢だと思うんです。いい芝居をして、段々トメの位置になっていけたらいいな」と語る。

 「楽しんでいきたい」とも。「今作のカメラマンさんが昔お仕事したことがある方だったんです。かつてご一緒した共演者の方やスタッフの方との、そういった再会も楽しみながらやりたいな」と声を弾ませた。

 <プロフィル>

 1982年9月14日生まれ、東京都出身。2001年、宮本亜門さん演出の舞台「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」で俳優デビュー。ドラマ「ごくせん」「高校教師」「ブラッディ・マンデイ」などに出演し、2012年の「相棒 season11」から3シーズンにわたって、杉下右京(水谷豊さん)の3代目相棒・甲斐享を演じた。2016年12月9日に芸能界から引退することを発表。その後は本名の「平宮博重」名義でアパレル&アクセサリーブランドをプロデュースするなどしてきたが、今年約8年ぶりに俳優活動を再開した。

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