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寺島しのぶ:歌舞伎の世界描く映画「国宝」出演 「役者よりスタッフの一部のような」 厳しい指摘も

映画「国宝」の完成報告会に登場した寺島しのぶさん

 歌舞伎の世界を描いた吉田修一さんの小説を俳優の吉沢亮さん主演で映画化した「国宝」(李相日監督、6月6日公開)の完成報告会が4月23日、東京都内で行われ、俳優の寺島しのぶさんが登場した。歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんの娘である寺島さんは、「役者というよりスタッフの一部のような感じで、不思議な体験でした」と語った。

 映画「国宝」は、「パレード」「パークライフ」などで知られる吉田さんの同名長編小説が原作。2017年から朝日新聞にて連載され、2018年に単行本化された上下巻800ページを超える大作だ。戦後から高度経済成長期の日本を舞台に、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者・花井半二郎(渡辺謙さん)の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢さん)が、半二郎の跡取り息子・俊介(横浜流星さん)と出会う。正反対の血筋を持つ二人が、命をかけて芸に人生を捧げていく壮大なストーリー。

 寺島さんが演じた大垣幸子は、喜久雄を引き取り育てる歌舞伎役者・花井半二郎の妻で俊介の母。当初、喜久雄を引き取ることに反対するも、その才能に気付き、息子・俊介への愛情ゆえに苦悩することになる。寺島さんは「幸子という役は、リアルに考えてもあまり成り立たない。歌舞伎は世襲なので。小説を読んだ時は夢のある物語だなと思いました」と語り、撮影では李監督に対し、助言をしたこともあったという。渡辺謙さんは「結構厳しい指摘があったと」と明かした。

 イベントには、吉沢さん、横浜さん、高畑充希さん、森七菜さん、見上愛さん、田中泯さん、李監督も登壇した。

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