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俳優の忍足(おしだり)亜希子さんが2月20日、東京都内で開かれた「第98回キネマ旬報ベスト・テン」(キネマ旬報社主催)の表彰式に出席。映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(呉美保監督)で助演女優賞を受賞した忍足さんは、ろう者の俳優として初の受賞となった。「歴史ある『キネマ旬報ベスト・テン』の助演女優賞をいただけたこと、とても光栄に思っております」と笑顔を見せた。
「ろう者の1人として、これからのろう者、次世代のろうの子どもたちへ伝えていけるような活動をしたいと思っています。私は映画がとても大好きです。もっと多くの皆さんに楽しんでもらえるように努力したい」と意気込みを伝えた。
◇2024年第98回キネマ旬報ベスト・テン受賞一覧(敬称略)
<作品賞>
日本映画ベスト・テン第1位:「夜明けのすべて」(三宅唱監督)
外国映画ベスト・テン第1位:「オッペンハイマー」(クリストファー・ ノーラン監督)
文化映画ベスト・テン第1位:「正義の行方」(木寺一孝監督)
<個人賞>
日本映画監督賞:三宅唱「夜明けのすべて」
日本映画脚本賞:野木亜紀子「ラストマイル」
主演女優賞:河合優実「ナミビアの砂漠」「あんのこと」
主演男優賞:松村北斗「夜明けのすべて」
助演女優賞:忍足亜希子「ぼくが生きてる、ふたつの世界」
助演男優賞:池松壮亮「ぼくのお日さま」「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
新人女優賞:中西希亜良「ぼくのお日さま」
新人男優賞:越山敬達「ぼくのお日さま」
読者選出日本映画監督賞:三宅唱「夜明けのすべて」
読者選出外国映画監督賞:クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」
読者賞:斎藤環「映画のまなざし転移」