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夫よ、死んでくれないか:丸山正樹の話題作がドラマ化 安達祐実、相武紗季、磯山さやかが“クズ夫”に苦しめられるサスペンス

ドラマ「夫よ、死んでくれないか」でトリプル主演を務める(左から)相武紗季さん、安達祐実さん、磯山さやかさん(C)「夫よ、死んでくれないか」製作委員会

 人気を博した「夫を社会的に抹殺する5つの方法」「夫の家庭を壊すまで」に続くテレビ東京の“全夫が震える”シリーズの第3弾「夫よ、死んでくれないか」(月曜午後11時6分)が4月7日から放送されることが明らかになった。安達祐実さん、相武紗季さん、磯山さやかさんのトリプル主演で、クセの強い“夫”の存在を、幸せになるための共通の障壁としている親友3人が、「幸せ」を求めて手段を選ばず奮闘するマリッジサスペンスドラマになるという。

 原作は、ドラマ化もされた「デフ・ヴォイス」などで知られる丸山正樹さんの同名小説(双葉社)。幸せのためにしたはずの結婚には後悔しかなく、キャリアの限界も見え始めた……。そんな思いを抱く大学時代の同級生・甲本麻矢(安達さん)、加賀美璃子(相武さん)、榊友里香(磯山さん)の3人はよく飲みに行っては夫への愚痴を口にし、日ごろの鬱憤を晴らしていた。ところがある日、友里香が「夫を殺しちゃった」と麻矢と璃子に告げ、麻矢の夫も失踪してしまったことから、3人の運命の歯車が大きく回り始める……。

 安達さん演じる麻矢は、大手デベロッパーに勤務し、仕事熱心がゆえに結婚したことをキャリアアップの妨げと感じているという役どころ。ある日、夫が突然失踪したことをきっかけに運命の歯車が動き出し、麻矢は翻弄されていく。

 相武さん演じる璃子は、夫の異常すぎる偏愛に悩むも、大恋愛の末のスピード婚だったためプライドが邪魔して誰にも相談できずにいるというキャラクター。離婚に応じない夫に苦慮する璃子の体にある異変が生じ、人生最大の決断を強いられることになってしまう。

 磯山さん演じる友里香は、「理想の家庭」に固執し、日常的に行われる夫のモラハラに耐えているという役どころ。ある出来事をきっかけに夫に対する殺人未遂を起こしてしまい、自分の行為を正当化しようとするあまり暴走を始めてしまう。

 3人を苦しめる“クズ夫”たちについては、不倫夫、モラハラ夫、束縛夫とだけ明かされており、キャストについては来週発表されるとしている。

 ◇安達祐実さんのコメント

 --本作の出演オファーを受けた時のご感想、台本を読んでみてのご感想をお聞かせください。

 まずは、衝撃的なタイトルで興味をそそられました。台本を読んで、面白いドラマに出来るんじゃないかな、と改めてワクワクしました。

 --演じられる役どころについての印象をお聞かせください。

 登場人物の中で、実は一番普通の人だと思います。ぶっ飛んだキャラクターが多い中、リアルな部分を担えればと思っています。

 --今回トリプル主演となる相武紗季さん、磯山さやかさんの印象をお聞かせください。

 世代が近いこともあり、とても楽しく撮影出来そうだと思っていますし、お二人がどう演じてくれるのか、視聴者の皆さんと同じ気持ちで楽しみにしています。

 --視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。

 ドラマの中で次々とまさかの出来事が起こります。視聴者の皆さんに共感していただけるよう、臨場感を大切に演じたいと思っています!

 ◇相武紗季さんのコメント

 --本作の出演オファーを受けた時のご感想、台本を読んでみてのご感想をお聞かせください。

 作品のタイトルのインパクトに気後れして、どんな作品か不安になったのですが、原作の小説がとても面白く、台本ではさらにそれぞれのキャラクターが際立っていてとても魅力的でした。

 --演じられる役どころについての印象をお聞かせください。

 私が演じる璃子は一見、明るく強気な自立した女性ですが、実は弱い部分や誰かに頼りたい気持ちが3人の中で1番ある女性だと思います。

 --今回トリプル主演となる安達祐実さん、磯山さやかさんの印象をお聞かせください。

 お二人とも落ち着いていて、穏やかで優しいので現場で安心していられます。無理に作ることなく力まず現場にいられるのはおふたりの包容力のおかげです。

 --視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。

 それぞれのキャラクターが個性的で、シリアスなシーンでもどこか面白さがあり、観る方々によって感じ方がかなり違うと思います。ぜひ周りの方と感想を言い合いながら楽しんでください!

 ◇磯山さやかさんのコメント

 --本作の出演オファーを受けた時のご感想、台本を読んでみてのご感想をお聞かせください。

 驚きと感謝が大きかったです。マネジャーさんに言われていたと思いますが、聞き逃していたのかトリプル主演と知り今さらに驚いています。台本は、リアルな所や衝撃的な所が交互にやってきて、次の展開はどうなるの?!とあっという間にどんどん読み進めていました。

 --演じられる役どころについての印象をお聞かせください。

 面白い役どころだなと思いました。ギャップが肝になると思うので、楽しみながら頑張って演じたいと思います。

 --今回トリプル主演となる安達祐実さん、相武紗季さんの印象をお聞かせください。  素晴らしいお二人と一緒に作品を作っていける事、とても光栄に思います。安達さんは穏やかな中に凛とした雰囲気があり、相武さんは陽だまりのような雰囲気を持っている方。現場が楽しみです。

 --視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。

 3人それぞれの家庭の悩み、それだけではなく、展開が読めないサスペンスまで関わってきて、これほど次回が待ち遠しくなるドラマはないんではないでしょうか?! そしてクセが強すぎる夫達をぜひ楽しみにしてください。

 ◇原作:丸山正樹さんのコメント

 この度の「夫よ、死んでくれないか」(双葉社)の連続ドラマ化、大変嬉しく思います。原作は、タイトルがあまりにもキャッチーなためか、読者(特に既婚女性)から「本屋で買うのに勇気がいる」「家ではカバーなしには読めない」と言われていますが(笑)、ドラマはさらに刺激的な内容になっているようです。主演の安達祐実さんはじめ、相武紗季さん、磯山さやかさんの「3人組」がどんな活躍を見せてくれるのか、私もいち視聴者となって楽しみたいと思います。

 ◇山鹿達也プロデューサー(テレビ東京 配信ビジネス局 ドラマ室)のコメント

 テレパックの東田(陽介)プロデューサーから凄い小説があると聞き、タイトルが強烈で、これは!と思い、惹かれました。

 周りの女性陣に話をすると、みな興味津々で、これは!と思いました。主演の安達祐実さん、相武紗季さん、磯山さやかさんに台本を渡したら、皆さんオモシロイ!とのことで、これは!これは!と思いました。

 テレビ東京では、「夫を社会的に抹殺する5つの方法」「夫の家庭を壊すまで」が話題になりました。今回の「夫よ、死んでくれないか」は『夫シリーズ』の集大成で最大の問題作。自信を持ってお届けいたします。

 妻が夫たちへ立ち向かう復讐劇だけでなく、サスペンスあり、謎解きあり、裏切りありのエンタメ作品で、3人の友情と女性の生き直しがテーマになっています。女性視聴者には、共感度120%の要素が満載で、楽しんで、喜んで見ていただける分、男性視聴者は、見ると恐ろしくて震えて眠ることになります。

 主演3人には演技派の安達さん、相武さん、磯山さんにお願いをしました。妻たちが抱えるリアルを好演&怪演していただいています。3人の夫たちは、これでもかとクズが似合う(ハマる)俳優陣にお願いしました。後日発表になりますので、想像しながらお待ちください。

 ドラマ好きの妻に今回の話をしたら、「分かってるね」とニヤリ。それはドラマがヒットする予感なのか、はたまた私も「死んでくれないか」と思われているのか……。ご期待ください。

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