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堀越耕平さんの人気マンガ「僕のヒーローアカデミア」の公式スピンオフが原作のテレビアニメ「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」が、TOKYO MX、読売テレビほかで4月7日から順次、放送されることが明らかになった。メインキャストも発表され、梅田修一朗さんが、社会を守る職業ヒーローに憧れながらもその道を諦めた平凡な大学生の主人公・灰廻航一(コーイチ)を演じることが分かった。長谷川育美さんがコーイチと共に行動する自称アイドルの少女・ポップ☆ステップ役、間宮康弘さんが非合法(イリーガル)ヒーロー“ヴィジランテ”のナックルダスター役として出演する。
同作は、「僕のヒーローアカデミア」本編の数年前の日本を舞台に、人々に認められ活躍するヒーローの裏側で、誰にも認められずとも誰かを救わずにはいられない非合法ヒーロー・ヴィジランテたちのドラマが描かれる。コーイチは、ポップ☆ステップとナックルダスターとの出会いから、自らもヴィジランテとしての活動に足を踏み入れていくことになる。
梅田さんは「普段は頼りなくて……よく空気を読み間違えて……だけどここぞというときに誰もが躊躇(ちゅうちょ)する一歩を踏み出せる。そんな航一がみんなと個性あふれる日常を過ごす様子を、全力を絞り尽くして挑んで守る姿を、見届けてもらえたらうれしいです。航ーがオールマイトに憧れたように、僕自身も声優を志した時、デクたちの姿を見ていました。全身全霊、声を振り絞って、航一を演じさせていただきます。よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。
長谷川さんは「絶対に演じたいと気合を入れて挑んだオーディションでしたが、いざ決まったと聞いた時は本当に信じられなくて、驚きやうれしさと同時に緊張感が押し寄せてきたことを覚えています。アフレコも進んでおりまして、素直じゃないポップに私自身たまに振り回されながらも、彼女の一番の理解者であれるよう日々奮闘しています! 『僕のヒーローアカデミア』本編とはまた違ったヒーロー像を楽しんでいただける作品です。ぜひご覧ください!」と話している。
間宮さんは「俺がこの度ナックルダスターを演じさせていただくことになった間宮康弘だ。違法薬物『トリガー』を取り締まる正義の自団“ヴィジランテ”。中でもひときわ熱い、ゲンコツジジイことナックルダスター。ヒロアカ本編にもギガントマキア役で出演させていただいていたことから、オーディションは半ば諦めていたのだが、こうして選んでいただけたのは泡沫(うたかた)の夢か幻か。さあ! ヴィジランテファンの諸君! 俺と一緒に悪党をぶん殴ってスカッとしようぜっ!!(ニヤリ)」とコメントを寄せている。
夜景をバックに躍動するコーイチ、ポップ☆ステップ、ナックルダスターが描かれたティザービジュアル、3人の出会いやアクションシーンが描かれたPVが公開された。
「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」は、古橋秀之さん脚本、別天荒人さん作画のマンガで、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で2017~22年に連載された。「僕のヒーローアカデミア」の正史に連なる公式スピンオフで、国内だけでなく海外でも人気を集めている。
アニメは、「はたらく細胞」「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」などの鈴木健一さんが監督を務め、「おおきく振りかぶって」「弱虫ペダル」などの吉田隆彦さんがキャラクターデザイン、「僕のヒーローアカデミア」の音楽を手掛ける林ゆうきさんらが音楽を担当する。「僕のヒーローアカデミア」と同じくボンズフィルムが制作する。
「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2014年7月に連載をスタートし、2024年8月に最終回を迎え、約10年の連載に幕を下ろした。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿を描いている。コミックスの全世界累計発行部数は1億部以上。テレビアニメの最終章となる第8期“FINAL SEASON”が、2025年秋に放送される。
◇スタッフ(敬称略)
監督:鈴木健一▽シリーズ構成・脚本:黒田洋介▽キャラクターデザイン:吉田隆彦▽美術監督:渡辺幸浩▽色彩設計:のぼりはるこ▽撮影監督:張盈穎▽3DCG監督:佐々木瑞生▽編集:廣瀬清志▽音楽:林ゆうき、山城ショウゴ、古橋勇紀▽音響監督:三間雅文▽アニメーション制作:ボンズフィルム
◇キャスト(敬称略)
灰廻航一:梅田修一朗▽ポップ☆ステップ:長谷川育美▽ナックルダスター:間宮康弘