ドラマ「マイダイアリー」のあらすじ
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　俳優の清原果耶さん主演の連続ドラマ「マイダイアリー」（ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後10時15分）が10月20日に始まる。2020年にNHKのミニドラマ「就活生日記」でデビューした新進脚本家・兵藤るりさんのオリジナル作。社会人1年目となった主人公・恩村優希（おのむら・ゆき、清原さん）が各話、ささいなきっかけで大切な思い出を振り返る構成で、男女5人の大学時代をノスタルジックに描く。

　清原さんと常青大学の同級生を演じるのは、放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」でも話題の見上愛さんや、佐野勇斗さん、吉川愛さん、望月歩さん。若手実力派俳優5人が集結した。

　第1話は……社会人1年生の優希は映画を見終えて言葉少なに冷めたポップコーンを食べ続ける徳永広海（佐野さん）を切なく見つめていた。瞳に涙を浮かべながら、空になった紙箱をゴミ箱に捨てる優希。そして、広海と出会った頃の日記を読み返す。

　2年前の4月。大学3年の優希は、どことなく物足りなさを感じている大学生活も折り返しを過ぎ、残り2年間をどうすれば悔いなく過ごせるのか漠然とした思いに駆られていた。そんな優希の前に、桜の木の下で数式を夢中に書き留める一人の男子学生が現れる。春風の中、静かに視線を交わす二人。それが優希と広海の出会いだった。

　次の瞬間、広海はリュックを置いたまま足早に去る。残された優希は、名前も知らないリュックの持ち主捜しを、同級生の白石まひる（吉川さん）、長谷川愛莉（見上さん）と一緒に始める。

　広海は、リュックの中に財布を入れていたことも忘れ学食に並んでしまい、支払いができず立ち往生していたところを、初対面の和田虎之介（望月さん）に助けられる。事情を知った虎之介は、すぐに授業があるという広海の代わりにリュック捜しまで申し出て……。