「ブンブンジャーVSキングオージャー」の インタビューの記事一覧
過去の関連記事も掲載

最終更新
記事

この「ブンブンジャーVSキングオージャー インタビュー」ページは「ブンブンジャーVSキングオージャー」のインタビュー記事を掲載しています。

最新インタビュー記事

爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー:Wレッド対談 酒井大成、“クワガタオージャー”に変身した井内悠陽への感想も

「爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー」でブンレッド/範道大也を演じる井内悠陽さん(左)とクワガタオージャー/ギラ・ハスティー役の酒井大成さん

 2月に最終回を迎えたスーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」と前作の「王様戦隊キングオージャー」(2023~24年)が競演するVシネクスト「爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー」が、5月1日から期間限定上映されている。ブンレッド/範道大也役の井内悠陽さんと、クワガタオージャー/ギラ・ハスティー役の酒井大成さんに、共に戦隊レッドを1年間演じた心境や撮影秘話などを聞いた。

 ◇井内君は「良い子で愛される人」

 --まず「爆上戦隊ブンブンジャー」を1年間を走りきった心境をお願いします。

 井内さん:クランクインをする前、バトンタッチイベントで酒井さんから伺っていましたが、本当にあっという間の1年でした。始まる前、1年間は長いと思っていたのですが、実際やってみると怒涛の毎日で、体感的には3、4カ月くらいの感覚でした。楽しかったからこそ時間が経つのが早いと思えたので、一生忘れない充実した1年になりました。

 酒井さん:僕も「王様戦隊キングオージャー」が終わってからの1年はあっという間に感じていたのですが、撮影中の時の方がより早かった気がします。毎日、同じキャストとスタッフさんと顔を合わせて一つの作品を作り上げていくのは、大変だけど価値あるもの。濃厚な時間を過ごしたからこそ早く感じたと思います。(井内さん)1年間、真ん中(レッド)として、お疲れさまでした。

 井内さん ありがとうございます……!

 --レッド同士だからこそ、分かる部分があるんですね。

 井内さん:スーパー戦隊はメンバー全員で一つなので、座長という意識はなかったのですが、イベントや取材になると、締めの言葉を任せていただくことも多くて……(笑)。

 酒井さん:1年間乗り越えたのはすごく大きいと思う。(自分も)良い経験をさせてもらいました。

 井内さん:僕も良い経験をさせてもらいました。

 --“レッドOB”として何かアドバイスは?

 酒井さん:井内君のことはキングオージャーのみんなと「良い子で愛される人だよね」と話していました。そのまま突き進んでいってほしいです。

 --放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)に井内さんが出演し、初回でクワガタオージャーに変身したことも話題となりました。 心境は?

 井内さん:クワガタオージャーは酒井さんが1年間かけて作り上げたカッコいい人気のヒーローなので、僕がやったことによって「あまりカッコよくないかも」と悪い印象にしてしまったら絶対ダメだと思い、たくさん学んでから演じました。

 --物語の世界線が違うとはいえ、やはり気にされていたのですね。どのようなこだわりを?

 井内さん:カッコよさは残しつつ、(酒井さんが演じた)ギラ・ハスティーではなく、堤なつめという違うキャラクターなので、違いがうまく出るように試行錯誤しながらやりました。

 --酒井さんは、井内さんがクワガタオージャーに変身したのを、どうご覧になりましたか?

 酒井さん:井内君でよかったなと思いました。クワガタオージャーは“みんなのもの”なので、井内君が変身したからといって「なんでだよ!」とかはないです(笑)。カッコよければいいのでは。

 井内さん:酒井さんにそう言っていただけて、うれしいです!

 --では、お墨付きということで大丈夫でしょうか?

 酒井さん:もちろんです! ところで(ゴジュウジャーは)49戦隊分のレッドがそろう、しかも敵として現れると聞いたので、どうなっていくのか予想できないのですが、(井内さんは)どうなるのか聞いているでしょう?

 井内さん:いやいや!(自分が出演した)1、2話で知った情報以外は知らなくて。「指輪(センタイリング)の取り合いです」とは言われましたが、そもそも(僕が演じた堤は)2話で去っていったので……今後の展開は知らされてはいないので視聴者の皆様と同じ状況です。

 酒井さん:今後、戦いに巻き込まれる可能性がある……?

 井内さん:今は何も分からないので楽しみですね。

 ◇キングオージャーチームは大学生?

 --ここからは「爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー」の話を。ブンブンジャーチームとキングオージャーチームの雰囲気に違いはありますか。

 酒井さん:自分たちも仲が良いと思いますけど、(ブンブンジャーチーム)はより会話が飛び交っているイメージがありました。

 井内さん:キングオージャーの皆さんはみんな明るい雰囲気で話しているけど、大人な雰囲気だなと思いました。ブンブンジャーチームと比べると、小学生と大学生みたいな(笑)。

 酒井さん:そんなことないでしょう(笑)! 僕たちも子供ですよ。

 --キングオージャーにはお一人、年齢的には大人の方もいらっしゃいますが……。

 酒井さん:佳久(創)さんですか? そんなことないですよ(笑)。佳久さんには無邪気な一面がありますからね。

 井内さん:僕たちで言うと、年上のメンバー2人が率先してイジられ役に回ってくれていたおかげもあって、気を使わず仲良く1年間楽しくさせてもらいました。キングオージャーの方たちが話しているのを見て、佳久さんもそうなのだなと思い、とても良いチームだなと感じました。

 --台本を読んでの感想やストーリーの印象を教えてください。

 酒井さん:(キングオージャーは)非現実な世界観だったので、ブンブンジャーとのコラボはどうなるのだろうと思いました。

 井内さん:あの2人の組み合わせに関しては、「やっぱりそうくるよね!」みたいな部分がありました。多分同じものが浮かんでいますよね?

 酒井さん:“ねっちょりコンビ”でしょう(笑)。

 井内さん:もうほぼバレますよね(笑)。監督の加藤弘之さんはブンブンジャーでは野球回やサッカー回、クリスマス回などコメディーチックなエピソードを撮ってくださった方。なので遊び心がいろんなところにめちゃくちゃあります! お楽しみに!

 --エンディングのダンスも見応えありました。

 井内さん:加藤監督が「(カメラを)止めるまで、もう何でもいいからやっちゃって!」と言われて。

 酒井さん:キャラクターを演じつつ、ほぼエチュードだったよね(笑)。

 --ダンスの注目ポイントは。

 酒井さん:車のハンドルを握るところかな。悠陽君が「これやってみませんか?」みたいに提案してくれて、それを一緒にエンディングでやりました。完パケを見てもすごく良かった。

 井内さん:いろいろな場所で踊ったので、ちゃんと使ってもらえて良かったです(笑)。

 --最後に見どころをお願いします。

 酒井さん:「VS」作品ならではの2戦隊の同時変身ですね! めちゃめちゃカッコいい仕上がりになっていると思います!

 井内さん:(キングオージャーメンバーとの絡みで)テレビシリーズでは見られなかったキャラクターの表情も見られると思うので、ぜひ楽しみにしていてください。

 「爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー」は、新宿バルト9(東京都新宿区)などで期間限定で上映中。10月29日にブルーレイディスクとDVDが発売される。(取材・文・撮影:遠藤政樹)

「ブンブンジャーVSキングオージャー」 インタビュー関連記事一覧

該当する記事はありませんでした。
- 広告 -
- 広告 -
- 広告 -
- 広告 -
- 広告 -