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「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載された作楽ロクさんのマンガ「ブスに花束を。」がテレビアニメ化され、7月から放送されることが分かった。湊未來さんが監督を務め、シリーズ構成も担当する。SILVER LINK.がアニメを制作する。早見沙織さんがブスとぼっちを自称する女子高校生・田端花、土屋神葉さんが謙虚で優しい心を持つ男子高校生・上野陽介をそれぞれ演じる。青山吉能さんがクラスで一番の美少女・鶯谷すみれ役、細谷佳正さんが感情をあまり表に出さない五反田鉄男役として出演する。
原作者の作楽さんは「アニメ化のお話を聞いた時、ちょうどマンガの最終巻の準備をしていたところだったので衝撃だったのと同時に終わりがさみしくなくなったことをよく覚えています。アニメスタッフの方々の台本や演出、声優さんの演技、何もかもが最高すぎて『ブス花って……面白いんだな……』と私の方がいつも笑わせていただいてました。なんなら主題歌もこんなにいい曲でいいのかっていうくらい、本当に隅から隅まですごいクオリティーです。これもひとえにブス花に携わってくださったたくさんの方々、ブス花を読んでくれた読者の皆様のおかげです。これからアニメを見る皆様にもたくさん楽しんでいただければ幸いです」とコメント。
早見さんは「学校では、なるべく影薄くひっそりと存在しようとしている花ちゃんですが、おうちで家族に対しては気兼ねなく話せたり、自身の心の中では大変雄弁でリアクションが大きいところがあります。アフレコでは、その切り替えの速さと会話のテンポ感に試行錯誤しながら、楽しんで収録しています。また、物語が進むにつれて少しずつ変化していく彼女の心境を、声でも表せたら良いなと思っています」と話している。
土屋さんは「僕が演じる上野陽介は、裏表なく常に輝く太陽のような光系男子! 見ているだけで光合成できそうなくらい、明るく真っすぐな性格です(笑)。一方、彼の心境の変化は、まるで地殻変動のように穏やかにゆっくりと、だけど確実に進んでいきます。そんな上野くんならではの成長の行方を、しっかりと視聴者の皆様にお届けできるように、頑張っていきたいと思います!」とコメントを寄せている。
同作は、自分の容姿に自信がない非モテな女子高校生・田端花が、早朝の教室でスクールカースト最上位のイケメン・上野陽介に“恥ずかしい姿”を目撃されたことをきっかけに変化し、クラスメートたちと交流することになり、花の周囲は次第に賑やかになる……というストーリー。原作は「ヤングエース」で2016年4月~2022年9月に連載された。
◇スタッフ(敬称略)
監督・シリーズ構成:湊未來▽キャラクターデザイン:大島美和▽サブキャラクターデザイン:ビート▽プロップデザイン:田中萌▽美術監督:中原英統▽美術3Dオブジェクトデザイン:榎本嘉輝▽色彩設計:五十嵐明▽撮影監督:新谷優子▽編集:近藤勇二(REAL-T)▽音響監督:土屋雅紀▽音楽:林ゆうき、山城ショウゴ▽アニメーション制作:SILVER LINK.
◇キャスト(敬称略)
田端花:早見沙織▽上野陽介:土屋神葉▽鶯谷すみれ:青山吉能▽五反田鉄男:細谷佳正