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人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」(佐々木忍監督、8月9日公開)に俳優の北村匠海さんがゲスト声優として出演することが分かった。北村さんは、恐竜が大好きな生物学の研究者・ビリーを演じる。ビリーは、佐々木監督が北村さんをイメージして描いたキャラクターといい、北村さんは「お話をいただいた際に監督さんからお手紙をいただいて、『ビリー』という人物は北村匠海という人間を思いながら作ってくれたキャラクターだと直筆で書いてあって、すごく感動しました」と話している。
お笑いコンビの「オズワルド」がゲスト声優を務めることも発表された。オズワルドの2人がそろって声優を務めるのは初めてで、伊藤俊介さんはテーマパーク・ディノズアイランドの運営&システム管理者のアンモナー伊藤、畠中悠さんはディノズアイランドのスタッフ・チュウをそれぞれ演じる。
伊藤さんは「年1回の映画のゲストで出させてもらうポジションをわざわざ我々にオファーしてくださったのはすごくうれしいですね。初めて、『もしかしたら売れてんのかな?』って思った瞬間です」とコメント。畠中さんは「『なんで僕らなんだろう?』と思ったんですけど、監督にお話を聞いたらお笑いが好きだということで、そういうご縁があって仕事をさせてもらっているんだなと思ったら、普段の漫才とかもしっかりさぼらずにやらないとなって思いましたね」と話している。
最新作は、野原家の愛犬・シロと小さな恐竜の友情や、しんのすけたちカスカベ防衛隊のひと夏の成長が描かれる。野原一家が住むカスカベ、東京に絶滅したはずの恐竜が復活し、大暴れすることになる。「デュエルマスターズ」シリーズの佐々木さんが監督を務め、「クレヨンしんちゃん」のテレビアニメシリーズにも参加してきたモラルさんが脚本を手掛ける。
◇北村匠海さんのコメント全文
「クレヨンしんちゃん」は映画が公開されると家族で見に行っていて、自分の家族像と野原家が近いのですごく安心感があり、子供の時から大好きな作品でした。お話をいただいた際に監督さんからお手紙をいただいて、「ビリー」という人物は北村匠海という人間を思いながら作ってくれたキャラクターだと直筆で書いてあって、すごく感動しました。アフレコでは「今、しんちゃんと会話してる!」というワクワクもありながら、自分なりにできることを試行錯誤して頑張ったので、達成感もありすごく楽しく演じさせていただきました。
◇「オズワルド」伊藤俊介さんのコメント全文
年1回の映画のゲストで出させてもらうポジションをわざわざ我々にオファーしてくださったのはすごくうれしいですね。初めて、「もしかしたら売れてんのかな?」って思った瞬間です。「クレヨンしんちゃん」って、子供向けのアニメだと思って見ている方が多いかと思うんですけど、実は大人が見ても楽しめる作品。毎年大ヒットしていて、これだけずっと人気なのでもちろん本作も面白かったんですけど、ずっと「僕はこのアンモナーの役をやるんだな」って思いながら見ていて、途中で「畠中は誰をやるんだ?」と。あとで正解を聞きましたが、ものすごくせりふの量に差があって……これギャラ同じだったらブチギレますよ。本当に(笑い)。
◇「オズワルド」畠中悠さんのコメント全文
「なんで僕らなんだろう?」と思ったんですけど、監督にお話を聞いたらお笑いが好きだということで、そういうご縁があって仕事をさせてもらっているんだなと思ったら、普段の漫才とかもしっかりさぼらずにやらないとなって思いましたね。「クレヨンしんちゃん」って親子で見に行くことを想定して作られていると思うんですけど、絶対子供が分からないようなシーンとかありますよね。僕らでもギリギリ分かるか分からないかぐらいのドラマのオマージュが入っていたりして、いま小学生ぐらいのお子さんがいるお父さんお母さんが一緒に見に行っても楽しめるところが「クレヨンしんちゃん」のすごいところだなと思いますね。