この「あなたを奪ったその日から キャスト」ページは「あなたを奪ったその日から」のキャスト記事を掲載しています。
俳優の北川景子さんが、4月にスタートする連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)で主演を務めることが明らかになった。第2子男児出産後初の連ドラで、食品事故で幼い娘を失い、復讐を決意する主婦役を演じる北川さんは、「オファーをいただいたときは『できるかな』という気持ちもありましたが、すごくうれしかったです」と思いを語っている。
復讐相手となる惣菜店の社長を大森南朋さんが演じることも発表された。事故の原因がはっきりとしないまま、会社は廃業に追い込まれ、離婚した妻が残した娘2人と暮らしているという役どころ。脚本を読んだ大森さんは「内容がハードと言いますか重たいところがあるので、自分も子供がいるのでグッとつらいものを感じました。エンターテインメントとしてすごくよくできてる脚本だと思いました」とコメントしている。
10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川さん)は、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森さん)を恨んでいたが、図らずも旭の子どもを誘拐してしまう。復讐を果たそうとする紘海だったが、その誘拐には大きな誤算があった……というストーリー。「君と世界が終わる日に」などの池田奈津子さんが脚本を手掛け、演出を「リカ シリーズ」などの松木創さんが務める。
北川さん演じる紘海は、自分の犯した罪に苦しみ、葛藤し、周囲を巻き込みながらも強く生きていくという役どころ。相手への憎しみから始まったはずの復讐だが、その中では図らずも新しい形の愛情が芽生え、物語は予期しない方向へ。また事故の真相を執拗なまでに追い続ける記者、心の歪んだ旭の長女、長女の家庭教師などで若手俳優を起用しているという。
◇北川景子さんのコメント
--オファー受けた時の気持ちを教えてください。
個人的には二人目の子どもを出産して初めての連続ドラマになるので、オファーをいただいたときは「できるかな」という気持ちもありましたが、すごくうれしかったです。
--脚本を読んだ感想は?
復讐のために誘拐した女の子に対して本当の親子のような愛情が生まれてきてしまったりだとか、復讐相手の男性にも子どもを思う気持ちや人としての温かみがあるんだということを気づいてからは、復讐だけに一直線に行けなくなってくる紘海という人がいて、自分の気持ちが時にはコントロールできなかったり予測できなかったりするところがすごくリアルだなと思っていて、人間の時には美しくない感情もリアルに描いてると思うので、そこをリアリティーを持って表現したいと思いました。
--作品のどんなところを視聴者に伝えたいですか?
人間ってやっぱりいろんな面があって、そのすべてがうそじゃなくて本当だよねというところに共感していただけると思いますし、誤っちゃいけないんじゃなくて、誤ったときに自分なり、人とどう向き合うかのヒントがこの作品にはあると思って演じてるので、そのあたりを見ていただけたらうれしいと思います。
--共演する大森さんの印象はどうですか?
優しいし明るいです。見ていて印象的なのは、スタッフの方からも「かっこいい」と言われていて、同性から見ても異性から見てもかっこいい方だなと思います。
◇大森南朋さんのコメント
--オファー受けた時の気持ちを教えてください。
一昨年大河ドラマで北川さんとご一緒だったので、またご一緒にできるのはうれしく思いました。
--脚本を読んだ感想は?
完成されていたので読み物としてすごく楽しく読ませていただいたんですが、内容がハードと言いますか重たいところがあるので、自分も子供がいるのでグッとつらいものを感じました。エンターテインメントとしてすごくよくできてる脚本だと思いました。
--作品のどんなところを視聴者に伝えたいですか?
子を持つ親の葛藤と人間味の部分をうまく表現できればなと思いながら日々演じています。
--視聴者の方にメッセージをお願いします。
すごくよくできた作品になると思いますので、僕も今楽しみながら自分自身がどうなるのか、北川さんがどうなるのかと思いながら撮影しております。4月、ぜひ、楽しみにしてください。よろしくお願いします。
◇企画・水野綾子さん(共同テレビ)のコメント
家族・親子において「血のつながりがあるか否かはさほど重要なことではない」し、「どんなに愛情のない親の元に生まれても、一緒に多くの時間を過ごす人がいれば本当の家族は作れる」…私はずっとそう思っていて、作る作品に常にそういうメッセージが(無意識に)含まれてしまうのですが、今回はそれに加え「(人を)悪人だと決めつけて見るとどうやっても悪人にしか見えないが、ちょっと角度を変えて見るだけで全く別の見え方に変わったりする」という“人間の先入観”もテーマにし、サスペンス要素を織り交ぜた本を作りました。北川さんも大森さんも日々期待以上の熱いお芝居をしてくださり、毎日感激し、たまに泣いたりもしながら撮影を見ています。
◇プロデューサー・三方祐人さん(カンテレ)のコメント
「許す、とは」―。撮影までの準備期間中に、一番考えた事かもしれません。この物語では、多くの人が間違え、道に迷い、つまずきます。そんな時、何を考え、どう行動するのか…?「許す」とは何なのか…?息を呑むサスペンスフルな展開とともに、「許すこと」についても、大切に、丁寧に紡いでいきます。
現場では…日々、北川景子さん、大森南朋さんが極上のお芝居をしてくださっています。この街のどこかに、紘海が、旭が暮らしているのではないか?悩んで、葛藤して、時には泣き、笑いながら生きているのではないか?と思えるほど…。4月から始まる二つの家族の物語。最後まで見守っていただければ幸いです。