名探偵コナン 隻眼の残像:公開6日で興収44.4億円突破 300万人動員

「名探偵コナン 隻眼の残像」のビジュアル(c)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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「名探偵コナン 隻眼の残像」のビジュアル(c)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 青山剛昌さんのマンガが原作の人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作「名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)」が、4月18日の公開から6日間で興行収入が44億4000万円を突破したことが分かった。観客動員数は300万人を突破した。配給の東宝によると、昨年公開され、シリーズ史上最高興行収入となる158億円以上を記録した劇場版第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の記録更新も狙える「まさに“眠る暇もない”メガヒット公開中」という。

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 第28作となる「隻眼の残像」は、同作の劇場版では史上最大規模となる522館で4月18日に公開された。前作の515館を上回る公開規模となった。公開初日の4月18日午前0時から、全国10都道府県23劇場で世界最速上映が実施されたことも話題になっている。公開初日に興行収入が10億5000万円、観客動員数が69万人を突破した。

 「隻眼の残像」の舞台は長野県の雪山で、眠りの小五郎と長野県警の大和敢助という一見接点のなさそうな二人を繋ぐ“眠っていた記憶(じけん)”が描かれる。敢助が雪山で“ある男”を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。10カ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆け付けるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼が突如うずきだす。雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡る。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。コミックスの累計発行部数は2億7000万部以上。


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